「パーソナルジムを経営しているけれど、新規入会者が増えない」
「パーソナルジムを色んな人に知ってもらいたい」
などの悩みはありませんが?
このようなお悩みを持つ人に向け、この記事ではパーソナルジムの集客について、以下5つのことを解説していきます。
- パーソナルジムの集客を考える前にやること
- パーソナルジム集客方法15選
- 新規集客も大事だが継続率を上げることも重要
- 継続率を上げるためにやること
パーソナルジムのことを知ってもらい、入会を検討してもらうためには、ニーズがあるユーザーに向けて、的確に広告配信や情報発信をすることが重要です。
パーソナルジムにおける集客のポイントや具体的な集客方法について解説していきますので、参考にしてみてください。
パーソナルジムの集客を考える前にやること
パーソナルジムの集客を考える前にやることとは何かあるのか、以下3つ紹介します。
- 自社の強みを明確にする
- 競合を知る
- ターゲットの選定
自社の強みを明確にする
ジムへの集客をする前に、自社が競合よりも優れている強みを明確にしないと、広告の訴求ポイントがお客様に響かない可能性があります。そのため、競合の情報をもとに、自社のアピールポイントを明確にしましょう。
トレーニング内容やトレーナー、価格などの視点から、競合より優れている点を探して、そのポイントをアピールしていきます。しかし、自分で見つけた「自社の優れている点」が顧客に求められているのかしっかり考えることを忘れないでください。競合と違いがあったとしても、その優れた点が顧客に評価されなければ意味がありません。
顧客が喜ぶ強みを発見するためには、以下の方法がおすすめです。
- 既存の顧客にアンケートをとる
- 体験に来てくれた方が選んだ理由を聞く
- 流行っているジムがアピールしているポイントを分析する
競合を知る
パーソナルジムの強みをいくら打ち出しても、競合との差別化ができていなければ集客効果が得られない可能性があります。
ターゲットだけでなく、競合のパーソナルジムのサイトやSNSもチェックして、差別化できるポイントを探ることが必要です。
競合をチェックする際は、最低でも商圏2km以内の競合を全て把握しましょう。Google検索などで「エリア名×パーソナルジム」で調べてピックアップし、競合のサービス内容や料金を知ったうえで、戦略を考えることが必要です。
▼競合をチェックする際のポイント参考例
- トレーナーの経歴、専門性
- サポートやサービス
- トレーニングの設備
- ターゲット、目的に特化したトレーニングの提供
上記のようなポイントを参考にして、競合を分析した上で、強みを洗い出し、しっかり打ち出すことで訴求力を高めることができます。
また、競合に通う顧客の属性をチェックし、どのような層に需要があるのか分析することも大切です。
ターゲットの選定
パーソナルジムのターゲットの属性を絞り、ペルソナの設定をしましょう。「できるだけ多くの人に来て欲しいから、誰でもOK」などのように、幅広いターゲットにアピールしても良いですが、欲張りすぎても中途半端な訴求になり、集客に繋がらない可能性があります。
きちんとターゲットを絞っていないと、誰にとっても中途半場なものになってしまいます。そのため、集客を行う前に、ターゲットを絞ることが重要です。ターゲットは年齢や性別、年収などから絞ってみると選定しやすいです。ターゲットが具体的であるほど、その条件に合う人に魅力的なジムだなと思ってもらえます。
また、パーソナルジムを利用する顧客のペルソナを設定し、アプローチ方法を考えることも大切です。ペルソナとは、サービスを利用する顧客の人物像のことです。
ペルソナを設定することで、ユーザーのライフスタイルやニーズを想定しやすくなり、具体的な訴求方法を考案しやすくなります。
▼ペルソナの設定項目参考例
- 年齢・性別
- 職業
- スポーツジムを初めて利用する人か、乗り換えか
- トレーニングの目的
- 運動経験の有無
- トレーニングを通じて実現したいもの
- ライフスタイル
- ジムに求めるもの
上記のような項目を参考に、具体的に設定してみてください、明確に設定しておくことで、集客効果が大きく変わってきます。
また、ペルソナを設定することで、ターゲットに刺さりやすい訴求内容やキャッチコピーなどを考えやすくなるので、集客を考える前にしておきましょう。
パーソナルジム集客方法15選
パーソナルジムの集客方法を以下15つ紹介します。
- ホームページの作成
- リスティング広告(Google)
- Googleビジネスプロフィール
- SNS
- SNS広告
- ブログ記事の作成
- 会社からの紹介
- チラシ配り・ティッシュ配り
- ポスティング
- 新聞の折り込みチラシ
- 定期的な入会キャンペーン
- YouTubeで発信
- 比較サイトに掲載してもらう
- 駅看板に掲載
- 周辺店舗にチラシ設置の依頼
パーソナルジムの集客方法について詳しく解説していきます。
魅力的なホームページの作成
パーソナルジムで集客を図る方法として、ホームページの作成があります。ホームページを作ると、以下3つのメリットが挙げられます。
- 自店舗の特徴やトレーナーの想いなどを詳しく掲載できる
- 閲覧者に安心感や信頼感を与えられる
- インターネットから新規顧客を獲得できる
そしてSEOを意識したホームページを作成すると、GoogleやYahoo!などの検索エンジンからホームページに訪れる人を増やすことができ、新規顧客の獲得に繋がります。
SEO対策でも、「エリア名×パーソナルジム」や「エリア名×ジム」のキーワードを狙うことが重要です。上記のキーワードを意識することで、その地域でパーソナルジムを探している顕在層を効率的に集客できます。
近年は、SEO対策をしっかりと講じてパーソナルジムの公式ホームページを作成することで、比較するサイトよりも上位に表示されやすくなる傾向があります。自社の強みを定めた上でデザインを作成したり、問い合わせの導線やコンテンツの充実度、スマホ対応なども見やすさを意識してみましょう。
比較サイトへの掲載コストを抑えるためにも、SEO対策を意識してホームページを作成しましょう。そして、ホームページのアクセス解析などで常に改善することで集客につなげることができます。
リスティング広告(Google)
リスティング広告(検索連動型広告)とは、GoogleやYahoo!などの検索サイトで検索した際に、検索結果に表示されるテキスト広告です。左上に「広告」と表記され、通常の検索結果よりも上位に表示されます。
検索サイトはユーザーが悩みを解決するために利用されることが多く、顕在的な顧客にダイレクトでアプローチできることがメリットです。
検索キーワードに応じて広告が表示されており、広告がクリックされるごとに費用が発生する仕組みです。キーワードによっては少額でも配信可能で、1クリックあたり10∼50円程度の支払いと、コストの負担も抑えられます。
リスティング広告は、エリアや時間、曜日などを絞り込みができて、自身の目的が明確で競合のサービスを比較している顕在層にアピールできるため、効果が早く実感できます。
効果が早く実感できると言いましたが、リスティング広告は運用が難しいです。オークション形式で広告費が変化するため、必ずしも広告が表示されるわけではなく、ターゲットのワード選定も重要です。そして、クリックが必ず成果に繋がる訳ではありません。
運用は難しいですが、きちんと集客効果を得るためには、広告専用のランディングページを用意しておくと良いです。自分から自分の名前を入れて検索しない場合、複数のページは見てくれないため、ホームページをそのまま広告で紹介しても、効果はそこまで高くありません。
広告の場合、その1ページで情報を整理して伝えることが求められます。縦に長い広告を見たことがあるかもしれませんが、このように一枚で整理した情報を伝えることが大切です。
Googleビジネスプロフィール
無料で集客できるツールです。Google検索やGoogleマップで上位表示に成功すると、web上での露出が増えて、「エリア名×業種×目的」など、既に目的意識をもったユーザーにアピールできます。
Googleビジネスプロフィールは、Google検索やGoogleマップ上にジムの情報を表示してくれるサービスです。登録や管理が無料でできるため、活用してみてください。
レッスンプランや駐車場の有無、カード決済の可否、使用できるマシンの種類などなるべく詳しく施設情報を記載することで、ユーザーに来店のきっかけを与えることができます。他にも、投稿機能で最新情報を写真付きで投稿したり、口コミに丁寧に返信することで、より集客を向上させることが可能です。
SNS
TwitterやInstagram、Facebookなどで自社・自店舗のアカウントを作成し、運用する方法です、ユーザーと交流しやすく、ジムの様子なども気軽に伝えやすいのがメリットです。トレーニングに役立つ情報やユニークな投稿ができると、フォロワーが増えたり、リツイートなどの拡散によって一気に認知度を高めたりすることができます。
また、SNSはそれぞれユーザー層が異なります。
媒体 | 全体 | 10代 | 20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 |
46.2% | 67.4% | 78.6% | 57.9% | 43% | 35% | 14.1% | |
48.5% | 72.3% | 78.6% | 57.1% | 50% | 40% | 15% | |
TikTok | 25.1% | 62.4% | 46.5% | 23.5% | 20% | 15% | 8.7% |
YouTube | 87.9% | 97.2% | 97.7% | 96.8% | 85% | 81% | 67.0% |
LINE | 92.5% | 93% | 98.1% | 96.0% | 96.6% | 90% | 82.6% |
32.6% | 13.5% | 35.3% | 45.7% | 41.4% | 32% | 20% |
SNS広告
SNS広告はTwitterやInstagram、Facebookなどのタイムラインやストーリーズに表示される広告です、SNS広告はターゲット制度が高く、興味はあるけれど入会までは考えていないなど潜在的な顧客にアプローチできます。
まだ、あまり知られていない場合は、認知拡大を目的にInstagramやTwitter、TikTokなどでSNS広告を出すのも効果的です。ただ、ユーザーの目を引くような広告をつくる必要があり、広告制作に費用がかかることがデメリットとして挙げられます。
SNS広告を活用すると、年齢や性別、エリアなど細かい条件に絞ってターゲティングを行えます。情報拡散力で認知拡大が狙える精度の高いターゲティングができます。
また、SNSによってユーザー層が異なるため、ターゲティングをしっかり行うことが必要です。料金は自分で設定できますが、課金方法の種類が多く、それによって相場も異なるため、ある程度知識を付けてから、始めましょう。
顧客獲得単価(CPA)を抑えてパーソナルジムの集客を行いたい場合、SNS広告の活用が効果的です。
ブログ記事の作成
即効性はないですが、検索上位のブログが増えれば、ホームページに流入させることができます。また、専門的な情報を発信することで、信頼にも繋がり、トレーナーのブランディングにつながります。
更新頻度が少なくなりがちなホームページに対して、ブログはネタさえあれば毎日でも更新できます、
また、専門的な情報を発信することで、信頼にも繋がり、トレーナーのブランディングに繋げることができます。
記事数や閲覧数が伸びると、GoogleやYahoo!など検索エンジンからの集客も期待できるでしょう。
会員からの紹介
スポーツジムに通ってくれている会員さんからの紹介も集客方法の一つです。友人や知人を紹介してもらいます。実際にスポーツジムでトレーニングしている人の評判であれば、信頼を得やすくなり、集客アップの効果が期待できます。
会員からの紹介は入会率も高いため、既存会員の満足度を上げることが新規顧客の獲得にも繋がります。また、紹介キャンペーンを行い、紹介をしてくれた会員の方に特典を出すのも効果的です。
既存会員の満足度をあげるために、既存会員の意思を定期的に聞いて、スポーツジムの運営改善に役立てましょう。
チラシ配り・ティッシュ配り
オンライン主流になっていますが、オフラインの集客も欠かせません。特にパーソナルジムは定期的に通うのが前提です。そのため、通いやすい近隣エリアにチラシ配布やティッシュ配りをすると、集客に繋がります。
チラシやティッシュ配りの重要度の割合は、チラシも文言やデザインなどの「クリエイティブ面」が6割、「チラシの配布方法」が4割となっており、ただ作成して配れば集客効果が得られる訳ではありません。
「クリエイティブ面」に関しては、ユーザーインタビュー等から、文言やデザインがターゲットに刺さるようになっているか、しっかり考えましょう。
「配布方法」に関しては、商圏の範囲や年代、年収、性別、家族構成などからしっかりターゲットを絞ることが大切です。
チラシ業者に配布を依頼してもらうとコストが高いため、「1km圏内をひたすら配る」という形になってしまう業者が多く、ターゲットに届いていなかったみたいな事例がよくあるため、自社での配布がおすすめです。
道路でチラシ配りをする場合は、警察署への届け出が必要な場合が多いため、行う場合は事前に確認をしておきましょう。
ポスティング
ポスティングは、昔から集客に使用されている王道の集客方法です。スポーツジムの場合、サービスを提供できる範囲内の地域でポスティングを行いましょう。
ポスティングには、ネットが通じない地域にもアプローチできるというメリットがあります。そして、ポスティング中に地域の人に出会えたら、直接チラシを渡せたり、声掛けが出来たりなどができます。親近感や信頼を得ることができ、来店してもらえる可能性が上がります。
余りに遠方だと通ってもらうのが大変です。そのため、まずは店舗を構えている近所からポスティングを始めてみてください。
新聞の折り込みチラシ
新聞の折り込みチラシは、店舗を構えている地域の住人に直接アプローチできる広告です。インターネットと違い、ライバルが少なくアピールしやすい方法です。
新聞を読んでいるのは、40代∼60代の方が多いです。そのため、ターゲット層が40代∼60代のスポーツジムに効果的です。
また、スポーツジムは通うことが前提であるため、近くにあると知らせるだけでも大きなアドバンテージになります。ただ、事前調査でターゲット層を把握し、最適な場所や情報誌に掲載できなければ効果が得られにくいです。
定期的な入会キャンペーン
定期的な入会キャンペーンの実施も、スポーツジムの集客を図るうえで効果的です。入会特典や友達紹介割引などのキャンペーンを実施すると、ユーザーのパーソナルジムへの入会ハードルを下げることができ、集客率を向上させることができます。
キャンペーンの実施にあたっては、事前に競合が実施しているキャンペーンの内容をチェックすることを忘れないようにしましょう。チェックをした上で、競合以上にユーザーによって魅力的なキャンペーンを実施するとより効果的です。
YouTubeで発信
YouTubeで発信することは、web上でパーソナルジムのブランディングを構築し、集客に繋げる上で重要な施策です。トレーニングジム単位でYouTubeチャンネルを運営しているところは数少なく、競合の少ない方法です。
スポーツジムは閉鎖的な場所で、外から内部を覗くことが難しいです。そのため、YouTube発信でトレーニング動画やジムの内観、在籍するスタッフの紹介など、ジムらしさを存分に出していくと良いでしょう。
YouTube発信はブランディング効果や視聴者にジムの雰囲気を気軽に知ってもらえるため、ジムを訪れる心理的なハードルを下げることができます。
他にも「○分で痩せられるトレーニング動画」や「ダイエットしたい方におすすめのトレーニングマシン」など役立つ情報を上げるのもおすすめです。動画とSNSを紐づけておくと、幅広いユーザーに認知してもらいやすくなります。
また、YouTube動画を通じて、視聴者をファン化することができれば、集客やリピート率向上の効果が見込めます。YouTube動画でリーチ拡大に繋げるためには、トレンド性のあるキーワードと絡めて、動画を投稿すると良いでしょう。
ただ、継続的な投稿が必要であり、動画は企画・編集に技術と時間が必要です。人材や時間の確保、外部委託などを考えて検討してみてください。
比較サイトに掲載してもらう
比較サイトに掲載してもらうことで、「パーソナルジム」と検索した人の集客効果が見込めます。しかし、比較サイトに掲載してもらうためには、費用が発生してしまうため予算を考えて利用しましょう。
なるべく費用を抑えて集客を行いたい場合は、ホームページの作成やSEO対策、SNSの広告運用などを検討してみてください。
駅看板に掲載
看板広告はイメージ向上に効果があり、認知度拡大も期待できる広告です。大きな道沿いにあるジムよりも効果が期待できます。
デザイン性を重視する必要はなく、マシンや設備の紹介だけでも良いのがメリットです。しかし、費用は40~120万円と高額なのがデメリットです。
駅近だと潜在層によりアピールできます。しかし、駅看板に掲載する費用は高いです。そのため、駅看板に掲載する費用を予算と比較し、慎重に検討しましょう。
周辺店舗にチラシ設置の依頼
近隣の店舗と関係を構築しておき、顧客や知人を紹介してもらう方法もあります。
チラシを設置しておくことで、ジム内に入ったり、問い合わせることなくジムのサービスやプランを知ることができるため、通行人や施設に来店した人へジムの存在をアピールできます。
これは「問い合わせる程ではないけれど、少し興味がある」という程度の層に効果的です。チラシには、トレーニング体験や見学を促すなど、まずはジムの中に足を踏み入れるきっかけを作ってあげましょう。
20代の女性がターゲット層なのであれば、美容室やエステなどの施設に自社のチラシを設置してもらえるよう営業すると良いです。
自社のチラシに協力してもらえたら、従業員1回分の無料券や美容室のチラシを自店舗に設置するなど、相手にメリットがある提案をしましょう。
新規集客も大事だが継続率を上げることも重要
パーソナルジムの多くは月額会員制を導入しているため、継続率が売り上げの基盤となる重要な指標です。新規顧客の集客も大切ですが、獲得した顧客の継続率を上げる事も重要です。高品質で満足度の高いサービスを提供するのは大前提ですが、継続してもらう施策には以下のようなものがあります。
- 会員限定メルマガを発信する
- 会員限定クーポンを発行する
- ダイレクトメールを送る
会員限定メルマガを発信する
既存会員に対して、メルマガを発信することは顧客との信頼関係を築くために有効です。メルマガの配信内容は健康や身体作りに役立つ情報提供がおすすめです。
メルマガの配信内容の例を複数紹介します。
- 筋力をアップさせるための栄養方法
- 自宅でできるトレーニング
- 好きなものを食べて楽しむダイエット
- 太りにくく痩せやすい体質を作る方法 など
プロのパーソナルトレーナーならではの情報をプレゼントする意識を持つことで、お客様との信頼関係が深まります。
会員限定クーポンを発行する
会員顧客に喜んでもらえるようなクーポンの発行も有効です。クーポンの参考例を紹介します。
- 誕生月を迎える方限定の割引クーポン
- オプションメニューの無料クーポン
- 目標達成クーポン など
クーポン発行のポイントは、割引の理由を明確にすることです。無闇に値引きしている訳ではないことを伝えましょう。
ターゲットやペルソナによってどのようなクーポンを発行するか考えてみてください。
ダイレクトメールを送る
来店していただいた会員顧客にお礼メールを送ることで、信頼関係を深めることができます。不特定多数に送るメルマガと違い、ダイレクトメールは一人ひとりに最適なメール配信が可能です。
来店していただいた翌日に「身体の調子はいかがですか?」と状況確認メールを送ったり、誕生日に「お誕生日おめでとうございます」などのメッセージを添えることで、好印象を与えることができます。
継続率を上げるためにやること
スポーツジムの継続率を上げるためにすると良いことを以下3つ紹介します。
- 定期的なカウンセリング
- 利用率の悪いお客様にフォロー
- 顧客のモチベーションを上げる取り組み
定期的なカウンセリング
パーソナルジムのサービス内容に定期的なカウンセリングを盛り込むことも、集客したユーザーのリピート率を向上させるうえで効果的です。
定期的なカウンセリングでの単純接触効果により、担当者に好感を持ってもらいやすくなったり、アップセル・クロスセルの機会も得られるようになります。
アップセルは、現在よりも高額な上位プランに登録してもらうことです。クロスセルは、プロテインやサプリメントなど関連商品を購入してもらうことです。
リピート率の向上を図るには、現在抱えている一人ひとりのお客様を大切にして、関係を維持するように努めましょう。
利用率の悪いお客様にフォロー
顧客の継続率を上げるためには、顧客のモチベーションを上げる取り組みを行うのも有効です。パーソナルトレーニングを続けるためには、目標と期間を明確に設定してあげましょう。目標と期間には具体性をもたせることが大切で、それによってトレーニングが続かなかった人も習慣化するきっかけとなります。
目的や期間を設定する際に気を付けたいのは、無理な目標設定をしないことです。現在のトレーニング歴や体調に合わせて、トレーナーからのアドバイスをもらいながら決めていくことをおすすめします。
顧客のモチベーションを上げる取り組み
顧客の継続率を上げるために、顧客のモチベーションを上げる取り組みを行ってみてください。トレー二ングは、短期的な変化が得られにくいですが、達成するまで全く身体に変化がない訳ではありません。
モチベーションを維持してトレーニングを継続するには、顧客の小さな変化に気付いであげることも必要です。体重などの数値に一喜一憂するよりも、毎日鏡で体型をチェックして少しの変化でも見逃さないようにすると良いことを伝えてあげましょう。
トレーニングを始めてから疲れにくくなった、体力がついたなどといった声掛けをしてあげるとよりモチベーションを上げることができます。
新規集客をして継続力が高いパーソナルジムを目指そう
この記事では、パーソナルジムの集客を考える前にやることやパーソナルジム集客方法15選、新規集客も大事だが継続率を上げる方法などを解説しました。
パーソナルジムの集客力を上げるには、ターゲットやペルソナを設定し、それに適した訴求方法を考えることが大切です。ユーザーの属性やニーズによって、集客手段やキャッチコピーを工夫しましょう。
パーソナルジムの集客を行う際は、ジムを出店している地域を分析し、地域の特性に適したマーケティングを行う「エリアマーケティング」が重要です。
紹介した集客方法を参考に、新規顧客を獲得して、継続力が高いパーソナルジムを目指しましょう。