近年、健康志向や自分時間が増えたことにより、ジムに通う人が増えています。そして、ダイエットや筋力アップ、健康維持などの目的でジムに通う人も増えています。
しかし、ジムに通うのに何を持っていくと良いのか、持っていくと便利なものなど分からず、戸惑ってしまう初心者の方も多いです。事前に知っておくと安心して通い始めることができます。
そこでこの記事では、ジムの持ち物必須品や便利なアイテム、ジムのサービス、通う前のチェック項目などを紹介していきます。
これからスポーツジムに通おうと考えている初心者の方は、ぜひ参考にしてみてください。
ジムの持ち物必須品
ジムへ行く際に必須の持ち物は以下4つです。
- ウェア
- タオル
- シューズ
- 飲み物
ウエア
運動をする際に必要なのがトレーニングウェアです。ジムに行き着替えずそのままの格好でも運動はできますが、汗をかいたまま着替えずに帰宅すると、体が冷えて体調を崩してしまいます。
また、運動に適していない服装でのジム利用を禁止しているジムもあります。そのため、仕事前や用事の合間に通おうと考えている方は、必ず動きやすいトレーニングウェアを用意しておきましょう。
運動をするとたくさん汗をかくため、吸水速乾性や通気性があるトレーニング用のウェアがおすすめです。また、動作を妨げないよう、ストレッチ性のあるアイテムを選ぶとよい良いです。
トップスはタンクトップや半袖、ボトムスはハーフパンツやレギンスが動きやすくておすすめです。
筋トレをメインに行う場合は、トレーニングウェアがマシンに挟まらないよう、体にフィットしたウェアがおすすめです。
有酸素運動をメインに行う場合、女性はバストをしっかりホールドするスポーツブラにすると、揺れからバストを守ることができ、トレーニングに集中できます。
ヨガやピラティスを行う場合、インナーは動きに合わせて、ずれ上がらないスポーツブラがおすすめです。床でのポージングが多くなるため、ボトムスはめくれないレギンスが適しています。
ジムのウエアを詳しく知りたい方は下記記事がオススメです!パーソナルジムのウエアの記事ですが、ジムでも似たようなウエアになりますのでご安心ください!
タオル
タオルはジムに行く際必ず必要です。トレーニングは身体を動かすため、基本的に汗をかきます。汗が顔に飛び散りトレーニングに集中できなかったり、床やマシンを汚してしまう可能性があります。
特にランニングは多量の汗をかくため、絶対にタオルは必要です。タオルの大きさは自身の汗の量に合わせて決めましょう。
ジムの中には、シャワールームが用意されているところもあります。トレーニング後にシャワーを浴びて帰る場合は、シャワーの際に使用するタオルも忘れないようにしましょう。
シューズ
基本的にジムではシューズ着用が必須です。
サンダルや革靴など運動に適していない靴の使用は禁止されています。運動に適していない靴でトレーニングを行うと、ダンベルや重りを落とした際に、大きなケガや事故に繋がる恐れがあり危険です。ジムでトレーニングを行う際は、必ず運動用のシューズで利用しましょう。
運動用シューズは、行う種目によって種類が変わります。
- ランニング用
- 重量上げ用
- フィットネス用
- 軽量シューズ など
どれを選んでも問題ありませんが、種目に適したシューズを使いたい方は最適なものを選びましょう。
また、仕事前や用事のついでにジムを利用する方はシューズを持参すると持ち物が多くなるため、レンタルや専用ロッカーを利用すると便利です。
飲み物
初心者の方はジムを利用する際に飲み物を忘れてしまうことが多いですが、忘れないようにしましょう。運動中の水分摂取はトレーニングの効果を発揮する際に重要で、水分を摂取せずにトレーニングを行うと、体調不良や集中力の低下に繋がる恐れがあります。
運動中は水で十分ですが、味がついた飲み物が好みの方やトレーニング効果を発揮したい方は、市販のスポーツドリンクを持っていくと便利です。
ダンベルトレーニングなどの筋肉に大きな負荷を与える場合は、アミノ酸を豊富に含むEAAやBCAAを飲むと良いでしょう。
ダイエットをしていて、糖質制限をしている場合は、スポーツドリンクを水で薄めたり、飲む量を少なくするなどして、摂取する糖質の量を抑える工夫をしてみてください。
また、ジムによってウォーターサーバーを完備している店舗もあるため、便利です。水分が無い状態で運動をしないよう気を付けてください。
ジムの持ち物であると便利なアイテム
ジムに行く際に持って行くと便利なアイテムを以下7つ紹介します。
- イヤホン
- トレーニングギア
- プロテインやアミノ酸飲料
- シャワーセット
- スマートウォッチ
- ヘアゴム
- 着替え
トレー二ングを快適に行えるアイテムを有効活用できれば、初心者の方でもジムが楽しみになり、継続して習慣化できます。また、トレーニング後に身なりを整えるアイテムも揃えておくと、時間を有効活用できるのでおすすめです。
イヤホン
ジムを利用する際にワイヤレスイヤホンを利用すると以下のようなメリットがあります。
- 好きな音楽や動画を聞きながら、見ながらモチベーションを高められる
- 周りの話や騒音に邪魔されることなく、自分の世界で集中できる
初心者の方はジムでのトレーニングが習慣化するまで時間が必要です。好きな音楽を聴きながら、動画を見ながらトレーニングを行うと、テンションが上がることはもちろん、集中力も上がります。ただし、有線のイヤホンはコードが器具と絡まり、思わぬ事故を起こしてしまう可能性があるため、極力ワイヤレスイヤホンを使用しましょう。
しかし、有酸素マシンには有線タイプのイヤホンが多いです。そのため、ランニングマシンや自転車などの有酸素運動をする際にテレビの音を聞きたい場合は有線のイヤホンがあった方が良いです。
また、トレーニング中はテンションを上げるために音量を大きくしてしまいがちです。音漏れしてしまうと周囲に迷惑をかけてしまうため、十分注意しましょう。
トレーニングギア
トレーニングギアとは、トレーニング中に身体を保護したり、サポートしたりする補助具のことです。
トレーニングの効果を発揮するために有効的なトレーニングギアには以下のようなものがあります。
- トレーニングベルト
- グローブ
- リストラップ
- パワーグリップ など
上級者がよく使用しているアイテムでも、初心者の方が利用することで運動効果を高めたり、ケガ予防にもなるので、運動レベル問わず使用できます。
プロテインやアミノ酸飲料
ジムでトレーニングを行うのと同じくらい大切なのが、トレーニング後の栄養補給です。筋肉はトレーニングで壊した筋繊維を回復・増大させるために、炭水化物やタンパク質などの多量の栄養が必要です。
ジムに通う初心者の方で「頑張ってジムに通っているのに身体の変化が実感できない」と悩んでいる方は、トレーニング中やトレーニングが終わった後の栄養補給が足りていない場合が多いです。できればトレーニング終了後1時間以内に栄養補給をするのが好ましいですが、運動が終わってすぐに食事を摂るのは難しい方がほとんどだと思います。
そのため、タンパク質を豊富に含むプロテインやアミノ酸飲料を活用すると、良質な栄養を簡単に摂取できるため便利です。
ジムに通い、効果を最大限に発揮したい方は、必ず用意したい持ち物です。コンビニやスーパーで手軽に購入できるものもあるため、ジムに行く前に購入しておくと良いでしょう。
シャワーセット
- シャンプー・リンス・トリートメント
- 洗顔・化粧水
- バスタオル
- 着替え など
ジムによってはシャンプーやボディソープ、バスタオルを完備しているところもあるため、着替えのみ持参で通うこともできます。何を用意されているかは、事前に確認しておきましょう。
荷物を極力減らしたい方は、上記のものが完備されているジムを探してみてください。
スマートウォッチ
日々の体調やトレーニング記録を管理したい方には、スマートウォッチがおすすめです。
スマートウォッチには運動時の心拍数や消費カロリーを記録する機能や、音楽再生、トレーニング内容の記録など役立つ機能が盛りだくさんです。さらに、防水やGPS機能もついている場合、水没や紛失の危険性も少ないです。
機能性によっては値段が少し高い金額ですが、長期的に運動を続ける予定のある方は持っておくと便利です。
ヘアゴム
ロングヘアの方はもちろん、ミディアムやボブの方でも運動をすると汗で髪が肌に張り付きます。張り付くと、運動の妨げになるため、髪の毛はヘアゴムでまとめると良いでしょう。
ヘアゴムはシンプルなものがおすすめです。飾りがついたヘアゴムやヘアクリップ、ピンなどを使用すると、トレーニングによっては怪我をする場合があり、危ないです。
ショートヘアの方で前髪を上げたい方はヘアバンドや、髪を抑えたい方はヘッドバンドを使うと便利です。
着替え
トレーニングをすると汗をかくため、着替えも忘れないようにしましょう。汗をかいたままの服を着用すると、体が冷えてしまい体調を崩す原因です。
また、トレーニング後に着替えることで、汗による肌荒れも軽減できます。
また、ジムでのトレーニング後に電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合、汗をかいたままの服装では周りの人も目が気になります。周囲の人のことも考え、着替えは必ず持参しましょう。
また、着替える前に着ていた服を入れるビニール袋を持っておくと便利です。
持ち物を減らせるジムのサービス紹介
ジムに行く際の持ち物を減らせるジムのサービスを以下3つ紹介します。
- レンタルオプション
- プライベートロッカー
- 水素水
レンタルオプション
ジムではウェアやタオル、シューズのレンタルをしている店舗が多いです。手ぶらでジムに通えると、通うストレスも軽減されます。
ジムで用意されているレンタルサービスやアメニティには以下のようなものがあります。
- トレーニングウェア
- シューズ
- タオル
- ミネラルウォーター
- プロテイン
- お風呂セット
- スキンケア用品
ジムによってはレンタルサービスやアメニティが有料の場合があるため、費用を抑えたい方は、無料で提供しているところを選びましょう。
ジムを選ぶ際は「レンタルオプション」がどのような内容なのかもチェックしてみてください。
プライベートロッカー
ジムによっては、荷物を置いておくことができるプライベートロッカーがあります。持ち運びが大変な靴やウェアを保管しておくことができます。
人によっては、トレーニング後にシャワーを浴びて汗を流す時ようにシャンプーやボディソープなどのお風呂セットを置いている人もいます。
プライベートロッカーは月額1,000円程で借りられるジムが多いです。プライベートロッカーの数には限りがあるため、どれくらい空きがあるのかは事前に確認してみてください。
プライベートロッカーの大きさについても事前に確認しておきましょう。
水素水
多くのジムで水素水サーバーが設置されています。利用すると、飲み物を持っていく手間がなく便利です。空のマイボトルを持っていくだけなので、とても楽です。
基本的に飲み放題のジムが多いため、1つボトルがあれば飲み物が無くなったという心配がありません。
水素水には、体に影響をもたらす活性酸素を還元する作用(=抗酸化作用)があると言われています。活性酸素自体は生活習慣病や老化の元といわれる存在です。そこに水素水を摂り入れることで、この活性酸素と結びつき、無害な水に変化させることが期待できるのです。
▼水素水には以下の効果があると言われています。
- エネルギー代謝を刺激
- 老廃物を排出
- 筋肉の疲労抑制
ジムに通う前にチェックすること
ジムに通う前にチェックしておくと良いポイントを以下3つ紹介します。
- 外靴で運動しても良いのか
- 服装は自由なのか
- どんなレンタルサービスがあるのか
外靴で運動しても良いのか
ジムによって外靴がOKのところとNGのところがあります。外靴NGの場合は、シューズを持参しなければいけません。
外靴OKとしていても、土埃や泥がついている外靴だと他の利用者に迷惑がかかるため、きれいに拭いてからトレーニングをしましょう。
普段履いている外靴を洗って室内用のシューズにするのは問題ないですが、見た目によっては他の利用者が快く思わない場合もあるため、気を付けましょう。
持参するシューズをコンパクトなものにしたい場合は、折りたためるコンパクトなシューズを活用してみてください。ソックスサイズに折りたためるものもあり、カバンにすっぽり入れることができ、便利です。
外靴OK、NGどちらの場合も、マシンや施設を傷つける可能性があるスパイクシューズや革靴などや、滑る/転倒する可能性がある靴などは控えましょう。
服装は自由なのか
ジムでは基本的にスポーツウェアで運動します。更衣室やロッカーが備わっているため、自宅でスポーツウェアを着てから行く必要はありません。
また利用者の多くは普段着でジムへ向かい、ジムでスポーツウェアに着替えます。そのため、スポーツウェアはジムに通う際の持ち物に含まれます。
しかし、中には初心者でも通いやすいように服装指定をしていないジムもあります。ジムに行く前に事前に服装の確認をしておきましょう。
どんなレンタルサービスがあるのか
ジムに通う際は事前に設備やレンタルサービスを確認しておきましょう。どんな設備やレンタルサービスがあるかによって、持参するアイテムが変わってきます。
たとえば、シャワー室を完備しているジムの場合、利用するにあたり着替えやタオル、お風呂セットが必要です。しかしジムによっては、着替え以外のアイテムをレンタルしていることもあります。すると、タオルやシャンプー、ボディソープなどに関しては、必ず持参しなくても問題ありません。
シャワー室の完備以外にも、レンタルサービスには、タオルやロッカーがあります。ジムによって必要な持ち物は変わるため、あらかじめどんな設備やレンタルサービスが用意されているのか確認しておきましょう。
「自分に必要な持ち物」を見極めよう
この記事では、ジムに行く際の持ち物や便利アイテム、事前に確認しておくと良いサービスや規則などを紹介しました。
何かしらの目標や目的を達成するために通うトレーニングジムには、ウェアやシューズ、タオルなど必ず必要な持ち物があります。用意しておかないと、基本的にトレーニングが難しいため、初心者の方は、家を出る前に忘れ物が無いか事前にチェックする習慣を付けましょう。
荷物がロッカーに入らない場合、共用スペースで保管することとなります。つまり、「誰でも手が届く場所で保管」ということになるため、荷物が紛失・盗難する可能性が高まります。トラブルを防ぐためにも、ジムには最低限必要なものだけを持参しましょう。
ジムに通いなれていない初心者の方は、不安で荷物が増える傾向があります。
荷物が多過ぎても、ジムに行くのが面倒になるので、「自分に必要な持ち物」を見極めてることも大切です!