ジムに慣れていない人が、ジムの環境を怖いと感じることは普通のことです。その怖さの正体と対処法が分かれば、恐怖感は克服することができます。
この記事を最後まで読むと、ジムへの不安が和らぎ「自分でも通えるかも」と思えるはずです。ぜひ前向きな気持ちでジムに通うきっかけにしてください。

ほとんどの人が初めてのジムに不安を抱えるものです。
一緒に怖さを解消していきましょう!
ジムが怖いと感じる原因を徹底解剖


人によってジムが怖いと感じる原因は様々です。しかし、同じように初めてジムに通う人の中には不安を抱えている人はたくさんいます。まずはジムが怖いと感じる要因を整理してみましょう。意識を一つ変えるだけでその怖さを克服できる場合もあります!
周りから見られて評価される不安
ジムに慣れないうちは「初心者だから下手だって見られているのではないか」という意識しやすいもの。マシンの使い方やフォーム、体型に自信がないため、「変な動きだと思われたらどうしよう」「運動できない人だと笑われるかも」といった不安や恐怖を感じやすいです。



実際にはほとんどの人は自分のトレーニングに集中しているので、過剰に他の人の視線を気にする必要はありません。
異性の視線・接触・ナンパが怖い
ジムでは異性の視線や近距離での接触、さらにはナンパのような声かけに不安を感じる人も少なくありません。とくにトレーニング中は無防備で逃げ場がないため、怖いと感じやすいでしょう。



異性の視線が不快に感じる場合、キャップを被って視界を遮ったり、イヤホンをして声をかけられないよう対策すると安心です。
ジムのマナーや暗黙のルールがわからない
ジムには、マシンの連続使用や使用後の清掃、器具の戻し方など、明示されていない暗黙のルールが存在することがあります。「知らない間にマナー違反をしているかもしれない」「注意されたらどうしよう」と恐怖を感じやすいです。この自分だけが知らないことがあるかも、という不安がジムでの居心地の悪さにも繋がります。不安な方は、ジムのトレーナーに事前に確認しておきましょう。
マシンの使い方がわからない
ジムにあるマシンは種類も多く、使い方が複雑なものも少なくありません。初めて見る器具を前にすると、「操作を間違えて恥をかいたらどうしよう」「うまくできないところを誰かに見られるのが嫌だ」といった、恥をかくことへの恐怖を抱きやすいです。



誰だって最初は初心者です。恥ずかしがらずにジムのトレーナーに質問する勇気を持ちましょう!
体型や運動経験に自信がない
ジムには、引き締まった体つきの人や、慣れた様子でトレーニングをこなす人も多く、自分との違いを意識しやすいです。「太っているのを見られるのが恥ずかしい」「運動が苦手なのがバレそう」といった思いから、人の目が気になり気後れしてしまうことがあります。特に、マッチョな利用者が多いジムでは自分は場違いだと感じてしまうこともあります。



ジムって上級者ばかりのイメージがあるかもしれませんが、実際は初心者の方もたくさん通っています。
ほとんどの人は自分のトレーニングに集中していて、他人を気にしていませんし、スタッフも丁寧にサポートしてくれるので安心してください。マナーさえ守っていれば、怖がる必要はまったくありませんよ!
ジム初心者が安心して通うための具体的な対策
ここからは、初心者がより安心してジムに通えるための方法を5つ紹介します。こちらの対策法を参考にして、少しでもジムに通うためのハードルを下げましょう!
- 初心者向けのジムを選ぶ
- 通いたい時間に見学や体験をしておく
- 空いている時間帯に通う
- 最初はトレーナーに指導を受ける
- 友人や家族と通うのも選択肢
初心者向けのジムを選ぶ
初心者向けのジムは、入会者の半数以上がフィットネス未経験者です。そのため、初心者向けのプログラムが用意されています。
一方で、フリーウェイトが多い店舗や24時間ジムは、中上級者が多い傾向にあります。また、24時間ジムは最初にスタッフがマシンの使い方を教えてくれないことも多いです。
初心者向けのジムは一般的にスタッフが丁寧に指導し、サポートしてくれます。これにより、新規メンバーが適切なトレーニングを受け、怖いと思う気持ちを軽減して安心感を得られます。
通いたい時間に見学や体験をしておく
ジムに通い始めてから、「自分には合わない」とならないために、入会前に見学や体験をした方が良いです。
ホームページだけでは得られる情報に限界があります。実際に見学や体験をしないで、ジムに通い始めたら、イメージと違ったというのはよくある話です。
体験や見学を利用する際は、自分がよく利用する時間帯に行くのがおすすめです。良く利用する時間帯のジムの雰囲気や客層、混み具合などを事前に確認しておくことで、安心してジムに通い始めることができます。
情報収集をする際は、ホームページを見るだけでなく、入会前に見学や体験をして、どのような人が通っているのか、入会後のフォローはどんなことをしているのかなどを、スタッフに聞くのがおすすめです。
見学や体験に行った際のチェックポイント
- 雰囲気
- 客層
- 服装
- 設備
- レッスン内容
- 混み具合
- スタッフの対応
自分がジムに通うイメージが鮮明にできたら、怖いという気持ちが解消されるでしょう。
空いている時間帯に通う
空いている時間帯はスタッフに話しかけやすく、スタッフのサポートを受けながらトレーニングできるメリットがあります。人も少ないため、他人の視線が気になる不安や恥ずかしさも解消できまるでしょう。
平日は、仕事終わりの夜の時間帯が混みやすい傾向にあります。スタジオプログラムを行っているジムであれば、人気のレッスンの前後は混むことがあります。
最初はトレーナーに指導を受ける
マシンを上手く使えないことに対する恥ずかしさやマシントレーニングが怖いと感じている方は、正しいマシンの使い方を覚えることで、不安を解消できます。
ジムにはウェイトマシンや有酸素マシン、バーベル、ダンベルなどさまざまなものがあります。間違ったフォームでのトレーニングは、効果が実感できなかったり、ケガの原因です。
初心者は、正しいフォームや適切なトレーニング方法を知ることが重要です。トレーナーが指導してくれることで、怪我のリスクを減少させ、効果的に運動できるようになります。
正しい知識とトレーニングのやり方を覚えることで、間違ってトレーニングしていたらどうしようという不安や、マシンに対する恐怖心を解消して、効果的なトレーニングができます。
友人や家族と一緒に通うのも選択肢
1人でジムに通うのが不安という方は、家族や友達と一緒に通うのがおすすめです。
知り合いと通い始めることで、不安を共有できたり、マシンの使い方もスタッフに聞きやすくなったり、楽しくトレーニングできます。初めての場所や新しい経験において、友人や家族が一緒にいることで安心感が生まれます。
店舗によっては、ペア割などがあり、二人で入会するとお得に利用できる制度があります。
どうしても怖いと感じる方におすすめの代替案
ジムに抵抗を持っている方が安心しながらジムに通うための方法を紹介しましたが、それでもジムに行くが怖いと感じる人は少なくありません。
そんな方に向けて代替案をいくつか紹介します。運動したいという気持ちを大切にして、自分ができる方法で挑戦してみましょう。
- 女性専用ジムを検討する(女性の場合)
- 個室のパーソナルジムに通う
- 自宅でできるオンラインパーソナルジムを始める
女性専用ジムを検討する(女性の場合)
女性の場合は、異性に対して怖い・恥ずかしいと感じている方は、女性専用のジムへ通うのがおすすめです。会員やスタッフも女性しかいないので、安心してトレーニングができます。
女性専用ジムは女性の悩みやボディメイクに特化しています。これに合わせてマシンや設備も用意されているので、快適に利用できるのもメリットです。
また、マシンだけでなく、姿勢改善やヨガ、ピラティスなどのレッスンが用意されているところもあります。楽しく通え、続けやすいです。
女性専用ジムのメリット
- 異性の目を気にせずトレーニングできる
- 女性特有の悩みを相談しやすい
- 女性に合うトレーニング設備が充実している
- 女性向けアメニティが充実している など
個室のパーソナルジムに通う
価格は高いですが、パーソナルトレーニングジムではプロのトレーナーからマンツーマンで指導してもらえます。個室なので、周りの目を気にせずトレーニングできます。
誰かにトレーニングを見られたくない初心者にとって、とても利用しやすいです。自分の体質やライフスタイルに合ったメニューを作成してもらえるため、結果が出やすいのも特徴です。
パーソナルトレーニングジムのメリット
- 自分に合ったトレーニングメニューを作成してもらえる
- トレー二ングのフォームをチェックしてもらえる
- 栄養・生活面のアドバイスも受けられる
- マシン・トレーナーを独占できる など
自宅でできるオンラインパーソナルジムを始める
オンラインパーソナルジムは、店舗に足を運ばず、オンラインでマンツーマンのトレーニング指導が受けられるジムです。インターネット環境があれば、自宅でプロトレーナーの指導が受けられます。
オンラインなので、身支度や荷物の準備をして外出する必要なく、気軽にレッスンを受けやすいのも魅力の1つです。
オンラインパーソナルジムであれば、周りの目を気にせず自宅で快適にダイエットができるのはもちろん、店舗型のパーソナルジムよりも比較的リーズナブルな価格で始められます。
オンラインパーソナルジムのメリット
- 自宅で完結できる
- 店舗型より費用が安価
- 周りの目を気にせず運動できる
- 密室で2人きりにならない
- 習慣化しやすい など
オンラインパーソナルジムは、恥ずかしさや怖いという感情を抱きにくく、健康的なライフスタイルを築くための一歩を踏み出せます。


FAQ|ジム初心者さんのよくある質問
ジムに行くときの持ち物リストは?
基本的な持ち物は、運動しやすいウェア、室内用シューズ、汗拭きタオル、飲み物(特に水やスポーツドリンク)です。シャワーを使うなら、バスタオルや着替え、洗面用具も忘れずに。会員証やスマートフォン(音楽やタイマー用)も便利です。ジムによってはロッカー用の鍵やコインが必要な場合もあるので、事前に確認しておきましょう。
ジムに通うときの服装は?
ジムでは動きやすく、速乾性や通気性の良い服装を選びましょう。Tシャツやスポーツ用タンクトップに、伸縮性のあるパンツ(レギンスやジャージなど)を合わせると快適に動けます。汗をかくので着替えも忘れずに持参しましょう。シューズは室内用でクッション性のあるものを選びましょう。周囲の視線が気になる場合は、身体のラインが出にくいウェアを選ぶのもひとつの方法です。
初心者がジム通いを習慣化するコツは?
最初は「週に1〜2回、短時間だけ」などハードルを下げ、無理なく始めるのがポイントです。トレーニング内容を記録する、決まった曜日・時間に通う、ウェアやシューズをお気に入りでそろえるといった小さな工夫も継続の助けになります。また、目標を“体重”よりも“継続日数”にすると、プレッシャーが減って習慣化しやすくなります。
ジムで周りに見られるのが恥ずかしいときはどうすればいい?
視線が気になるときは、初心者向けのジムに通う、比較的空いている時間帯に通うなどの工夫が有効です。また、自分のトレーニングに集中することで、自然と他人の目が気にならなくなります。誰もが最初は初心者だったという意識を持つことも、気持ちをラクにしてくれます。
太っていてもジムに通って大丈夫?
もちろん大丈夫です。むしろ、体型に悩みがある人こそ、健康的に変化を目指すためにジムは最適な場所です。トレーナーも「変わりたい」という前向きな気持ちをサポートしてくれます。多くの人が自分自身の目標に集中しているので、他人の体型を気にしている余裕はほとんどありません。自信を持って一歩を踏み出しましょう。
ジム通いが続かない人の特徴は?
最初から完璧を求めすぎたり、急激な成果を期待したりする人は挫折しやすい傾向があります。また、「行かなきゃ」と義務感だけで通うと、楽しさを感じられずに続きません。気分や生活リズムに合ったタイミングで取り組んだり、好きな音楽を聞いたりするなど、少しでも“楽しい”と感じられる要素を取り入れることが、継続のカギになります。













