この記事では、帝王切開をしたママは産後いつからダイエットを始めて良いのかということを紹介します。
帝王切開をしたママはダイエットよりもお腹の傷口を治すことが最優先です。産後のママが気を付けること、ダイエット方法、摂取すべき栄養素など、産後のママが気を付けるポイントをたくさん紹介します。最後には、遺伝子検査がダイエットにどう役立つのかについても記載しています。
是非読んで効率よくダイエットをしましょう。
帝王切開後の産後ダイエット!帝王切開後のママの身体は?
帝王切開は自然分娩と違いお腹をきって出産をしています。
帝王切開は外科的な手術で、麻酔を使いママの身体にメスを入れ、赤ちゃんを取り出す方法です。ママのお腹だけでなく、子宮や周辺の筋肉にも手術による切開跡が残ってしまいます。
帝王切開後は、子宮と傷口の収縮による耐え難いほどの激しい痛みを感じる人もいます。帝王切開後のママの身体は出産による身体への負担、かつ手術の傷のダメージも考慮する必要があります。
帝王切開で出産を経験したママがダイエットをする場合は、傷口の回復を医師が確認し、相談した上で開始しましょう。一般的に産後1∼2カ月程度は安静にしておくよう指示が出る場合が多いです。自己判断せず、必ず医師と相談して産後ダイエットを開始するようにしてください。
帝王切開後も骨盤矯正をする必要はあるのか
帝王切開後、骨盤矯正は必要なのか
帝王切開で出産した場合、赤ちゃんが産道を通っていないから、骨盤は緩んでいないと考えている人が多いです。しかしそんなことはなく、妊娠初期の段階から”リラキシン”というホルモンが分泌され、骨盤周辺の靭帯が緩みます。
そのため、普通分娩でも帝王切開でも妊娠している人の骨盤は歪みやすいです。
また出産後に腹筋が弱くなっていると感じることがあります。これは妊娠によってお腹が大きくなると腹直筋の真ん中の白線という部分が伸びて、腹直筋が左右に移動しているからです。腹直筋は、お腹の前面に縦に伸びる筋肉のことです。本来真ん中にあるはずの腹直筋が移動しているから、出産直後はお腹に力が入りにくいと感じやすくなっています。
お腹の周りの筋肉が弱ると、骨盤をサポートする力が低下し、どんどん歪みが進行します。そのため普通分娩で出産された方も、帝王切開で出産された方も骨盤矯正をして、骨盤を正しい位置に戻す必要があります。
帝王切開後、いつから骨盤矯正を受けることができるのか
帝王切開は切開した傷があるため、産後はまず傷口の治癒に専念する時間が必要です。傷口がしっかりふさがり、精神面や生活面も安定し始める産後約2カ月∼3か月後くらいから始めると良いでしょう。
しかし、腹部の傷口の治癒には個人差があるため、傷口の具合や体調を見ながら、開始時期を検討してください。医師と相談しながら決めることをおすすめします。
帝王切開後に自宅で骨盤のケアをする際の注意点
産後の骨盤ケアについて、自宅でのストレッチが多く紹介されています。しかし帝王切開の場合、自宅での骨盤ケアをすることは可能ですが、注意点があります。
それは「傷口や周辺の筋肉に負担をかけるような激しい動きは避ける」ということです。
また、傷口が完璧に回復していない状態でうつ伏せになってしまうと、傷口が床とこすれて傷を悪化させる原因となります。
最初は仰向けでできる骨盤ケアから始め、傷口が完治してうつ伏せになっても問題ない状態になってから、骨盤ケアの方法のバリエーションを増やしていきましょう。
帝王切開後の産後ダイエットはいつから?知っておくべき3つの注意点
最低でも1ヶ月は安静にして、ダイエットはかかりつけ医の許可が出てから
産後6週から8週目は産褥期と呼ばれる期間です。産褥期は妊娠や出産のダメージを受けた子宮や身体が少しづつ妊娠前の状態に戻っていく時期です。この時期の身体は、自律神経やホルモンバランスなどが不安定になっています。
自律神経ホルモンやホルモンバランスが不安定な状態でダイエットを始めると、身体に大きな負荷がかかり、ストレスが溜まる原因となります。
帝王切開をしたママは上記に加えて切開した傷が身体にあります。それが治癒するまでの時間も必要です。
身体に大きな負担をかけないために、産後1∼2カ月は激しい運動を避けましょう。帝王切開の場合はかかりつけの医師と相談して開始日を決めてください。
授乳中の無理な食事制限はNG!
過度な食事制限をするダイエットをすると、母乳に影響を与えてしまいます。そのため、授乳中に過度な食事制限はしないようにしましょう。
母乳は血液とホルモンによって作られています。そしてママが食べたものが原料であるため、ママが食べたものが母乳の量や質に影響します。また、ホルモンバランスの乱れは母乳の量に影響を及ぼしてしまいます。
栄養不足や食べ物の偏り、食べ物の過剰摂取、ストレスはホルモンバランスが崩れ、母乳が減ってしまう原因となるため、注意しましょう。
産後ダイエットの食事ではただ食べる量を減らすのではなく、きちんと栄養を摂取することに気を付けることが大切です。
「量より質を」を意識しましょう。
授乳中は通常時より350キロカロリー多く摂取が推奨
授乳中は通常時より350キロカロリー多く摂取することが推奨されています。
それは、ママの母乳には約350キロカロリーのエネルギーや栄養素が含まれているからです。
ママの母乳は赤ちゃんの人生において、最も初期段階の身体の栄養状態をつくる重要なものです。その母乳に含まれているエネルギー分として、通常時よりも350キロカロリー多く摂取することが推奨されているのです。
授乳中のママには、ママと赤ちゃんの2人分のエネルギーが必要です。授乳中の無理な食事制限はしないようにしましょう。
女性トレーナーが教える産後ダイエット成功の秘訣〜食事編〜
帝王切開後での産後、不足に注意すべき栄養素
産後、不足に注意すべき栄養素は以下の5つです。
- 葉酸
- タンパク質
- 鉄分
- ビタミンC
- カルシウム
葉酸
葉酸は、赤血球の形成の代わりに酸素や栄養素を身体全身に送る役割をしています。
出産ではたくさんの血液を失います。そのため、血を作ってくれる葉酸は産後の身体に不可欠な栄養素です。
そして葉酸には、産後の疲れている子宮の回復を助ける働きやホルモンバランスを整え心を安定に保ってくれる働きがあります。
ほうれん草・ブロッコリー・春菊・納豆・わかめ・緑黄色野菜
タンパク質
タンパク質は筋肉作りに欠かせない栄養素です。
筋肉量が低下している産後の身体に、筋肉作りは欠かせません。
肉・魚・卵・大豆食品
鉄分
鉄分は、血液を作る働きがあります。
妊娠や出産によって大量に血液を失ったママの身体を復活させる役割をしています。
母乳は血液から作られるため、ママの身体は血液不足は禁物です。
鉄分や上記の葉酸をしっかり摂取するよう心掛けましょう。
牛肉・レバー・しじみ・ひじき
ビタミンC
ビタミンCは、疲労を助ける働きや回復期の身体の免疫機能を良くする働きがあります。
そして、ビタミンCは産後のストレスケアに最適な栄養素です。
柑橘類・緑黄色野菜
カルシウム
カルシウムは骨や歯を形成します。
赤ちゃんの歯や骨はママのカルシウムから形成されるため、ママは通常よりも多くのカルシウムが必要です。
もしカルシウム摂取量が少ないと、歯がもろくなってしまったり、骨粗しょう症の原因となります。他にも授乳中でなくても、カルシウム摂取量が少ない場合、高血圧症や糖尿病の原因となるので、注意しましょう。
乳製品・イワシの丸干し・煮干し・小松菜
女性トレーナーが教える産後ダイエット成功の秘訣〜運動編〜
授乳中は軽めのウォーキングやストレッチがおすすめ
産後は、妊娠期間中にあまり運動することができなかったため運動量が低下しており、出産後のダメージで筋肉量が落ちています。そのため、いきなり激しい運動をするのではなく、まずはウォーキングなど軽いものから始めるようにしましょう。
体重の減少が期待できる運動量や頻度は1週間に合計150分のウォーキングを4∼5愛に分けて行うのが目安です。楽というよりは少しきついくらいの感覚で行ってみてください。
1日にたくさん運動するよりも、毎日少しずつでもいいから続けることが大切です。少しづつ負荷をかけながら、あなたのペースでウォーキングしてみてください。
子育てや家事をしながらできる運動も意識しよう
子育てと家事の両立はとても大変です。
しかし、産後のお腹を引き締めるためには運動は必須です。
そこで赤ちゃんを寝かしつけながら、掃除をしながらなど隙間時間を利用するながら運動をおすすめします。
これを意識するだけで、お腹の引き締め効果は変わってきます。毎日の生活に少しでも運動を意識して筋トレやエクササイズをいれるだけで大丈夫です。
続けることが大切なので、無理をせず生活や自分の体調に合わせて運動を意識していきましょう。
パーソナルジムで帝王切開後の産後ダイエットを成功させよう
結果を出したい方にはCLOUD GYMがおすすめ
ダイエットで結果を出したい方はCLOUD GYMがおすすめです。
CLOUD GYMはオンライン型パーソナルトレーニングサービスです。
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リバウンドした方からの支持もあり、お客様満足度96.6%と高い水準を保っています。
もう迷わない!遺伝子検査に基づいてプロがアドバイス
CLOUD GYMの大きな特徴は、遺伝子検査の活用です。
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遺伝子検査をするメリットとして3つ挙げられます。
- 何を食べると太りやすいか分かる
- 自分に合った食事の摂り方がわかる
- 脂肪燃焼に効率的な運動がわかる
CLOUD GYMの専属トレーナーは元RIZAPやダイエットジャパン優勝者などが在籍しているため、遺伝子検査の情報を元にダイエットや体づくりに関する的確なアドバイスを受けることができます。
「目的」を達成するためにコーチングを活用!
CLOUD GYMのコーチングを活用することで、効率的にダイエットを進めることができます。
ダイエットを頑張って成功させたいという目的があっても、途中でやめたい気持ちが強くなってしまうこともあります。
そんな時トレーナーとのコーチングを通して、モチベーションを維持することができます。
数値の変化が目に見えて分かる!
CLOUD GYMのトレーナーが遺伝子検査の結果を上手く活用してくれるため、効率よくダイエットができ、数値の変化が目に見えて分かります。
結果に現れるため、ダイエットに対するモチベーションも上がります。
まとめ
多くのママは産後の体重や体型が気になる人が多いはずです。しかし妊娠してから出産までの約10カ月かけて変化した身体を短期間で無理に戻すのではなく、1年程度を目安にして徐々に戻してくことをおすすめします。
ただ帝王切開の場合は、お腹の傷の回復が最優先です。無理をせず傷のケアをしてから産後ダイエットを始めましょう。
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