「ダイエットをやめたい」と感じていませんか?原因とおすすめの対策を解説

ダイエットが辛くて「やめたい」と思うのは、意志が弱いからではなく“体と心からのサイン”かもしれません。今までの頑張りを無駄にしないために大事なのは、完全にやめるのか、少し休むのか、方法を見直すのかを見極めることです。

トレーナー松本竜季

なぜ今やめたいと感じたのか原因をみつけると、あなたに合った対処法を見つけやすくなりますよ。

この記事の要点
  • 「やめたい」は自然なサイン。 主な原因は頑張りすぎ。
  • やめる/ひと休み/やり方を見直すのどれが自分に必要か見極める。
  • やめて太るのが怖い人は、1–2週間だけ維持カロリーに戻してみる

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目次

ダイエットを辞めたいと感じる5つの原因とは

ダイエットをやめたいと思うのは意思が弱いからではなく、方法や環境に原因があることが多いです。食事制限のストレス、思うように成果がでない停滞、ホルモンバランスの乱れ、目的のブレ、生活ストレスの5点を確認しましょう。やめたいと感じたときは、ダイエットを見直すタイミング。なぜ、辞めたいと感じるのかじっくり考えてみましょう。

食事を我慢することでストレスが溜まってしまう

食べたいものをずっと我慢していれば、辛くて「ダイエットをやめたい」と感じるのは自然です。過度なカロリー制限や「食べてはいけない」という禁止思考はストレスを高め、反動食い→挫折を招きがちです。我慢するのではなく、調整する方向に切り替えると、ストレスをためずに進められます。

カロリーが高い好きな物を我慢しないコツ
  • 完全に断つのではなく、少量楽しむ
  • 朝や運動前のエネルギー源として食べる
  • 食べたら、その後に調整する

「0か100か」の二極思考をゆるめると、ストレスをためずにダイエットできますよ。

頑張っているのに、停滞期で体重が変化しない

食事制限や運動を続けても結果が出ないと「努力が報われないと感じて、やる気が下がりますよね。これはダイエットをやめたくなる大きな原因の一つです。特に、短期間での成果を期待している人ほど、この停滞期に挫折感を強く感じやすくなります。

停滞期は、頑張ってきたからこそ起きる体の正常な反応です。体重以外の変化(見た目やサイズ)を記録したり、食事や運動を少し変えるのがおすすめ。焦らず工夫を重ねれば、必ず変化は訪れますよ。

ホルモンバランスが乱れ、不調が起きている

無理なダイエットを続けると、体内のホルモンバランスが大きく乱れ、イライラや体のだるさで「もう続けられない」と感じることがあります。

ホルモンバランスの乱れによる不調の例

  • 食欲の暴走:食欲ホルモンの分泌異常
  • 慢性的な疲れ:エネルギー不足で疲労の蓄積
  • 生理不順:女性ホルモンのバランス異常(女性の場合)
  • 体の冷え:体温調節機能の低下
  • 睡眠障害:睡眠の質の悪化や不眠
  • 肌荒れ:栄養不足による肌トラブル

「体調が悪いからやめたい」と感じるのは、体からのSOSサインかもしれません。無理せず、休んで身体をいたわることを優先しましょう。

ダイエットの目的があいまいになっている

最初は「痩せたい」と思って始めても、目的があいまいになるとモチベーションが下がりやすいです。まずは、何のために痩せたいのか」を改めて見直してみましょう。

例えば、

  • 着たい服に挑戦する→ 自信を持って出かけられる
  • 健康診断で良い結果を得る→ 安心して日々を過ごせる
  • 家族や友人とアクティブに過ごす→より人生を楽しめる

痩せてどんな姿になりたいか何を達成したいかを明確にするとモチベーションが維持できます。

仕事や家事などダイエット以外のところでストレスが溜まっている

仕事や家事の忙しさや、人間関係でストレスを抱えていると、疲れてダイエットする余裕がなくなりますよね。心身が限界になると、ストレス発散で食べ過ぎ→罪悪感→「やめたい」という悪循環にも陥りがち。そんなときは気分をリフレッシュすることを優先して、ダイエットは休んでも大丈夫です。

おすすめのストレス解消法
  • ゆっくりお風呂に入る
  • 軽いストレッチやヨガをする
  • 睡眠を優先する
  • 音楽を聴く
  • 読書をする

ストレスをゼロにするのは難しいですが、自分なりのストレス解消法を見つけて上手にコントロールできると、無理なくダイエットを続けられますよ。

「ダイエットをやめたい」と思った時の3つの対処法

「やめたい」と思った時は、無理に続けるよりもダイエット方法を見直すことが大切です。制限から習慣へのシフト、チートデイや休息期間の導入、これまでの成功体験の振り返りという3つの対処法をご紹介します。

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一度立ち止まって、無理なく継続できるダイエットへ変えていきましょう。

ダイエット方法を見直す|制限から習慣へシフト

以下のようなダイエットは、ストレスが溜まったり体調を損なったりして心身に悪影響を与えます。

  • 極端な食事制限
  • 過度な運動
  • サプリメントに頼りすぎている

このような過度な制限をする「食べないダイエット」ではなく「食べ方や生活リズムを整える習慣」に切り替えることで、無理なく継続できます。

食事面での工夫例:

  • 夜は炭水化物を控える
  • 20時以降は軽めの食事にする
  • 野菜を先に食べる

運動面での工夫例:

  • エレベーターではなく階段を使う
  • 一駅手前で降りて歩く
  • 寝る前にストレッチする

このような習慣化しやすい工夫を取り入れることが、ストレスなく継続できるポイントです。小さな工夫の積み重ねを大切にしましょう。

チートデイやダイエットブレイクを取り入れる

ダイエットブレイクのやり方

完璧を求めすぎず、意図的に休息を取ることも重要な戦略の一つです。1日だけ好きなものを食べる「チートデイや、1〜2週間維持カロリーに戻すの「ダイエットブレイクを設けると、心身のリフレッシュにつながり、モチベーションが維持できます。

ダイエットブレイクとは…

痩せる目的で摂取カロリーを減らした(アンダーカロリー)状態から、定期的にメンテナンスカロリー(消費カロリーと等しい摂取量)に戻す期間(1〜2週間)を設ける方法です。

ある研究では、2つのグループを比較し、ダイエットブレイクを取り入れたグループの方が体重・体脂肪の減少量が多く、安静時代謝の低下幅が小さいという結果が出ています。

  • グループ①:16週間、ずっとカロリー制限(アンダーカロリー)の状態を続けた
  • グループ②:2週間アンダーカロリー → 2週間メンテナンスカロリーを交互に繰り返し、トータルで16週間を実施した

このことから、ダイエット中にカロリー制限を続けるだけでなく、適切な頻度でブレイク(カロリーを戻す時期)を設けることで、代謝の低下(代謝適応)などの悪影響を緩和できる可能性があります。

※参考文献:N. M. Byrne et al., (2018).“Intermittent energy restriction improves weight loss efficiency in obese men: the MATADOR study”International Journal of Obesity, 42(2), 129–138

勇気を持って休息することは、ダイエット中のストレスや停滞を減らし、結果的に長期的な成功につながるのです。

成功体験・成果を振り返る

やめたくなったときこそ、これまでの努力と成果を振り返ることが大切です。体重の変化だけでなく、数字に現れない成果も得られているはず

  • 食習慣が改善して体調がよくなった
  • 運動を始めて疲れにくくなった・姿勢がよくなった
  • お菓子や揚げ物を控えて肌の調子が良くなった
    など

また、「栄養バランスを考えて食事を選べるようになった」といった知識や経験も自分の財産として残ります。このように成功体験を書き出してみることで、自分の努力を客観的に評価でき、自信を取り戻すきっかけになりますよ。

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FAQ|よくある質問に回答

ダイエットはどうやってやめればいいですか?

「減量カロリー」から「維持カロリー」へ、段階的に切り替えましょう。毎週+100〜150kcalずつ増やし、週平均の体重が横ばいになった量=あなたの維持カロリーです。維持カロリーの目安として、活動代謝量(TDEE)を計算しておくと安心です。

ダイエットをやめたら太りますか?

ダイエットをやめて、好きなだけ食べ続ければ太ります。しかし、維持カロリー(摂取カロリーと消費カロリーが釣り合っている状態)を続ければ、太りません。ダイエットをやめた後に体重が増加するかどうかは、やめ方とその後の生活習慣によって大きく左右されます。

痩せたいけど、食べることを我慢できません。

「我慢する」より「食べ方を工夫する」ことが大切です。カロリーが気になるものは少しだけ楽しむようにしましょう。しっかりタンパク質をとると、食欲が安定しやすいです。また、食べたい衝動が起きた時は、その理由を考えてみることも大切です。本当の空腹なのか、ストレスや退屈からくる食欲なのかを見極めることで、適切な対処法を選ぶことができます。

  • ストレス食い:食事以外のストレス発散方法を見つける
  • 退屈食い:他の活動で時間を埋める工夫をする
  • 習慣的な食べ過ぎ:食事の環境を変える
ダイエットをやめたいけど、怖くてやめられません。

ダイエットをやめることへの恐怖は多くの人が感じる自然な感情です。やめることは失敗ではなく、「心身をいたわるための休息」と捉えましょう。一時的な休息と考えることで、心理的な負担を軽減できます。

ダイエットのやめどきがわかりません。

目標体重に達したときや、健康的な生活習慣が自然に身についたとき、積極的なダイエットからメンテナンス期に移行する良いタイミングです。また、健康を害している場合やストレスを強く感じている場合も、一度休息してダイエットの方法を見直す必要があるでしょう。大切なのは、心身の健康を最優先に考え、無理を感じたら一度立ち止まる勇気を持つことです。

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ダイエットをやめたくなったら、休んで大丈夫

ダイエットは長期戦。途中で疲れてしまうのは当然のことで、そんな時は無理をせず休息を取って大丈夫です。一時的にダイエットから離れることで、心身をリフレッシュし、改めて健康的な生活習慣について考え直すことができます。

ただ、休息期間中も極端に食生活を乱すのではなく、ダイエット中に身につけた良い習慣のいくつかは維持するよう心がけましょう。そうすることで、ダイエット再開へのハードルが低くなります。

大切なのは、無理のない範囲で健康的な生活を送ることです。完璧を求めず、小さな改善の積み重ねを大切にしながら、自分らしいペースで進んでいけば、必ず理想の自分に近づくことができるでしょう。

この記事の執筆者
執筆者:松本 竜季
オンラインパーソナルトレーナー 松本 竜季

CLOUD GYMトレーナー。RIZAPトレーナーとして数多くのお客様を担当し、運動や食事を通じて医療の分野でもお客様をサポート。 ダイエットの方、筋肉をつけたい方、高齢者の方、さらには糖尿病の方など幅広く「健康」に向かって指導を行う。

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