「痩せてきれいなスタイルになりたい」「着たい服を何も気にせず着たい」などダイエットを始める理由は人それぞれです。
しかし、いざ筋トレを始めてみると、どれくらいの頻度ですると効果的なのか疑問に思う方は多いのではないでしょうか?
年齢や痩せたい期間でなどで筋トレの適切な頻度は変わってきますが、ダイエット中の適切な筋トレの頻度は週に2~3回がおすすめです。

早く痩せたくて筋トレを毎日したとしても、適切な方法で行わないと逆効果になることがあります。
この記事では、ダイエット中の適切な筋トレの頻度、適切なメニューの組み方について解説していきます。
ダイエット中の筋トレの頻度は週に2~3回がおすすめ
年齢や痩せたい期間でなどで筋トレの適切な頻度は変わってきますが、ダイエット中の適切な筋トレの頻度は週に2~3回が良いでしょう。



今まで全く運動をしてこなかった初心者の方は週に1回からでも効果は出やすいです。
以下では、ダイエット中、週2~3回の筋トレをおすすめする理由を3つ紹介します。
- 筋肉の超回復を考慮する必要があるため
- オーバートレーニングを予防するため
- 無理してダイエットをすると挫折する可能性があるため
筋肉の超回復を考慮する必要があるため
筋肉はトレーニングによって傷つき、休息と栄養によって回復させることで成長していきます。この「損傷→修復・再生」というサイクルを筋肉の超回復といいます。
つまり、筋肉を成長させていくためには、回復する時間が必要です。毎日筋トレをしてしまうと超回復の時間がとれないため、逆効果と言われているのです。



「栄養」「休息」を取ることで筋肉は成長するので、毎日同じ部位を筋トレするのは逆効果になってしまうのです。
オーバートレーニングを予防するため
オーバートレーニングとは、過剰なトレーニングの繰り返しでパフォーマンスが低下し、容易に快復しなくなった慢性疲労状態のことです。
この状態のまま筋トレすると、いつもならスムーズにこなせるメニューも続けるのが難しくなります。また、疲労によるケガや免疫力低下のリスクが高まってしまいます。



オーバートレーニングは精神面にも悪影響を及ぼす可能性があり、間違ったやり方で効果が出なかったら、疲れている状態ではモチベーションが下がったり、挫折しやすくなります。
無理してダイエットをすると挫折する可能性があるため
ダイエットは、継続することが最も大切です。毎日筋トレを行うのは、毎日の生活に習慣化させるためには効果的ですが、かなり難易度が高いです。
また、筋肉は負荷をかけることで成長しますが、過剰な負荷は筋肉を傷めてしまいます。ケガや挫折の原因につながるため、無理して行わないようにしましょう。



最初は週1回から筋トレを始めて、慣れてきたら週2~3回に増やすなど段階を踏むことで、無理なく継続できます。
年齢別に適切な筋トレの頻度が知りたい方は下記の記事が参考になります!
▼40代の適切な筋トレの頻度


▼50代の適切な筋トレの頻度


ダイエット中に毎日筋トレをするのは逆効果?
ダイエット中に筋トレは毎日行ってもOKです。ただし、特定の条件があり、適切な方法で筋トレを行わないと逆効果になることがあるので注意が必要です。
筋トレを毎日行うメリット
ダイエット中に筋トレを毎日行うメリットは大きく2つあります。
- 筋肉量の増加による基礎代謝の向上
- 1日10分∼30分の筋トレで十分効果が得られる
筋肉量の増加による基礎代謝の向上
毎日筋トレすると、成長ホルモンやテストステロンなどが分泌され、消費エネルギー量が増えます。それだけでなく、筋肉量が増えることで、基礎代謝が上がり、痩せやすく、太りにくい体になれます。
基礎代謝を上げる事で、生活しているだけでも消費カロリーが多くなるため、ダイエットに効果的と言われています。また、毎日筋トレをすることで、多くのエネルギーを消費しているため、ダイエット効果が高まりやすいです。
1日10分〜30分の筋トレで十分効果が得られる
毎日筋トレをするのであれば、1回のトレーニング時間が短くても問題ありません。短時間でも筋トレを毎日続けることで、鍛えたい部位にしっかり負荷をかけることができ、十分ダイエット効果が得られます。
ただし、筋トレを毎日行う場合は、分割法を取り入れる、疲れている場合は休息をするなど注意すべきことを守りながら、消費エネルギーを増やし、痩せやすい体を目指しましょう。
筋トレを毎日行うデメリット
ダイエット中に筋トレを毎日行うデメリットは大きく3つあります。
- 疲労が溜まりやすい
- 怪我のリスクが高まる
- ホルモンが乱れる可能性がある
疲労が溜まりやすい
筋肉の超回復には24∼48時間必要と言われています。
疲労がたまると、可動域が狭くなる恐れがあります。普段の筋トレでしっかり可動域を広げて動かさないと、筋トレをしても効果は半減します。
せっかく時間を作って筋トレをするのであれば、最大限の効果を発揮させるためにも、適度な頻度で筋トレを行いましょう。痛みや疲労を感じる場合はきちんと休むことも大切です。
怪我のリスクが高まる
ダイエット中に筋トレを毎日する際は、適切な方法で取り組まないとケガのリスクが高まる可能性があります。
慢性的に疲労が溜まった状態で、筋トレを行うとケガのリスクを高めてしまいます。
疲労が溜まっていたり、体に痛みがある状態でトレー二ングを行うと、正しいフォームが作れなかったり、筋肉に正しくアプローチできていないなどの恐れもあります。
一度ケガしてしまうと筋トレをできない期間ができてしまいます。結果として、ダイエットに逆効果になるので、自身の身体の状態に合わせて、筋トレの頻度を考えましょう。
ホルモン分泌が乱れる可能性がある
筋トレをすると、筋肉の回復、成長を促すために成長ホルモンが分泌されます。
しかし、毎日筋トレをすると、過度の運動によってコルチゾールというストレスホルモンが過剰に分泌されることがあります。コルチゾールが分泌されると筋肉の分解が進み、痩せにくい身体になる恐れがあるため、無理な頻度での筋トレは気を付けましょう。
ダイエット中に筋トレを毎日行う際の注意点
- 分割法を取り入れる
- 十分な栄養補給を心掛ける
- 十分な睡眠をとり、身体のケアをしっかりする
ダイエット中の適切な筋トレの頻度は週2~3回でも十分効果は出ますが、「短期間でダイエットしたい」、「筋トレに慣れたのでもっと頻度を増やしたい」など毎日筋トレをしたい方もいると思います。
適切な方法で取り組むことで、筋トレは毎日行っても効果的なダイエット促進や筋肉の成長に繋がります。
しかし、闇雲に行うと逆効果になってしまうので、ダイエット中に毎日筋トレを行うための注意点を以下3つ紹介します。
筋トレする部位を分ける分割法を取り入れる
毎日筋トレを効果的に行うためには、トレーニングする部位を日によって変える分割法を取り入れてみましょう。
筋トレにおける分割法は、1日で全身の筋肉を鍛えるのではなく、曜日によって鍛える部位を分けて、トレーニングする方法です!
筋トレの1週間メニュー |毎日する場合
- 月曜日:脚、臀部の筋トレ
- 火曜日:胸、腕の筋トレ
- 水曜日:背中、腹筋の筋トレ
- 木曜日:脚、臀部の筋トレ
- 金曜日:胸、腕の筋トレ
- 土曜日:背中、腹筋の筋トレ
- 日曜日:休息日・疲労がない部位
大きな筋肉である脚のトレーニングは、週2回行うととダイエット効果高まります。
注意点として、デッドリフトなど背中の筋肉以外にも脚を使うメニューに関しては、翌日に胸の筋トレをするなど工夫する必要があります。



疲労が溜まっていると感じたら、休息も取ることも大切です。毎日の筋トレはダイエット効果を促進しますが、無理をしてはいけません。
十分な栄養補給を心掛ける
筋トレを行う際は、栄養をしっかり取ることも心掛けましょう。毎日筋トレをしている場合は適切な栄養を取らないと、筋肉の回復が追い付かない可能性があります。また、脂質や炭水化物を取りすぎてもダイエットに逆効果なので、栄養バランスは気を付ける必要があります。
特に、筋肉の修復、成長に必要なタンパク質や、エネルギー源となる糖質の摂取を意識してみてください。食事から取るのが難しい場合は、手軽に栄養補給ができるプロテインやサプリがおすすめです。



しっかり栄養を取ることも健康的かつ効率の良いダイエットにつながります。
十分な睡眠をとり、身体のケアをしっかりする
筋肉の超回復は睡眠時に活発化するため、トレーニング後は十分な睡眠を取りましょう。
トレーニング後だけでなく、疲労がたまっていると思ったら、1日だけでも良いので、休息を取るようにしてください。



筋トレ前にストレッチを行い、筋トレ後もストレッチやマッサージをするなど、身体のケアをすることも大事です。
筋トレに関する、よくある質問
ダイエット目的の筋トレ頻度はどれくらいが最適?
週2〜3回が基本です。筋肉はトレーニングで損傷し、48〜72時間の休養で超回復を経て成長します(厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2023」でも、中強度以上の運動を週2〜3回行うことが推奨されています)。
毎日やると逆効果?毎日やりたい場合のやり方は?
同じ部位を毎日鍛えると逆効果です。
超回復の時間が足りず、オーバートレーニングに陥る可能性があります。アメリカスポーツ医学会(ACSM)も週2〜3回のレジスタンストレーニングを推奨し、同部位の連日トレーニングは避けるよう明記しています。
有酸素はどのくらい入れる?筋トレとの順番は?
厚生労働省「健康づくりのための身体活動基準2023」では、中強度の有酸素運動を週150分以上行うことを推奨しています。ダイエット中は、日常のNEAT(階段・歩行)を増やすのも効果的です。
筋トレとセットで行う場合は、「筋トレ→有酸素の順番」の方が筋力アップ効果が高いです。
初心者・40〜50代は筋トレ頻度をどう調整すべき?
初心者は週1〜2回からでOK。40〜50代は回復力を考慮しましょう。
厚生労働省「健康日本21」では、高齢者も含めて筋トレを推奨していますが、関節や心肺機能の負担に注意することが記載されています。年齢が上がるほど休養・栄養・正しいフォームが重要です。
筋トレを休むべきサインは?オーバートレーニングを避ける目安
以下が複数当てはまれば1〜3日休養を推奨します。
- 連日パフォーマンス低下・重量が上がらない
- 睡眠の質低下/朝から強い倦怠感
- 関節の違和感・痛みが続く
- 安静時心拍が平常より高い
休む日は軽い散歩やストレッチで血流だけ促し、栄養と睡眠で回復に充てましょう。
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RIZAPでトレーナー・カウンセラー・マネージャーとして経験を積み、著名人のボディメイクも多数担当。トレーニング指導歴14年目、1,000名以上のダイエットをサポートしてきた実績を持つ。
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保有資格
- NSCA-CPT(認定パーソナルトレーナー)
- 介護福祉士
過去には介護・医療業界にも従事しており、解剖学や運動理論のほか、スポーツ心理学・栄養学・美脚プログラム・シニアプログラムなど幅広い専門知識を持つ。その経験を活かしながら、現在はオンラインでマンツーマンのダイエット指導を通じて「健康への第一歩」を届けている。















