脂肪は、運動不足や食べ過ぎなど毎日の積み重ねでついてしまいます。1カ月で5キロ痩せたいと思っていても、どうしたら実現できるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
女性は年齢を重ねるごとにさまざまな要因から痩せにくい身体へと変化していきます。適度な運動やバランスの良い食生活を行うことは大切ですが、無理なダイエットはリバウンドや健康を切り離すことに繋がるため注意が必要です。
1カ月で5キロ痩せるためには、運動と食事管理を組み合わせて、摂取カロリーを減らし、消費カロリーを増やすことを意識することが大切です。
この記事では、1カ月で5キロ痩せられるのかということを始め、以下のことについて解説していきます。
- 1カ月で5キロ痩せるために抑えておくべきポイント
- 1カ月で5キロ痩せる方法
- ダイエットをする上での注意点
1カ月で5キロ痩せたいと思っている方や体重を落とすために何をすべきなのか曖昧な方はぜひ参考にしてみてください。
1ヶ月で5キロ痩せられるの?
結論から言うと、方法によっては1カ月に5キロ痩せることは可能です。1ヶ月間ダイエットを頑張って、5キロ体重を落として、見た目を変化させた人もいます。
しかし、ここで注意しておきたいのは、1カ月で5kgの減量をする場合、健康的ではないダイエットになる可能性があることです。人によっては過酷な運動・無理な食事制限をしなければ達成が難しい場合があり、結果的に健康状態を損ねてしまう恐れもあります。さらに、精神的にも不安定になりやすく、摂食障害を引き起こす場合もあります。
1カ月のダイエットは体重の5%が理想とされています。なぜなら、過度な食事制限のせいで体調を崩したり、急激な減量の弾みでリバウンドしたりしてしまうからです。
5キロ痩せるのは体重が100キロ近くある方が目標とする数値です。60∼70キロくらいの体重の方には、結構ハードなダイエットとなります。決して不可能ではありませんが、自分の体重にあったダイエットを心掛けましょう。
▼体重別|1カ月ダイエットの目安
- 60kg:-3kg
- 70kg:-3.5kg
- 80kg:-4kg
- 90kg:-4.5kg
あくまで大切なのは「健康的なダイエット」で無理なく痩せることです。体重という数値だけにこだわらず、食事内容をヘルシーなものに見直し、日常生活に運動を取り入れてみてください。
急激に体型を変えることは、身体に無理をさせているということです。自然に少しずつ体重を落としていけるよう、自身の生活習慣を見直してみてください。
ダイエットは長期的に行うことが重要
大前提、ダイエットは長期的に行うことが大切です。1カ月で5キロ痩せたとしても、長期的に食事制限や運動をしないとすぐにリバウンドをしてしまう恐れがあります。
5キロ痩せるには個人差がありますが、本来は2~3カ月かけて落とすことが望ましいです。ただし、この期間はあくまで目安で、個人の体質や生活環境、取り組む方法によって異なります。
食事精度や運動の方法によっても期間は変わります。健康的かつ持続可能なダイエットを目指すためには、急激な減量は避けるべきです。適度なカロリー制限やバランスの取れた食事、適切な運動プランを組み合わせ、健康的に体重を減らしていきましょう。
5キロ痩せた時のBefore/Afterの写真を掲載していますので、ダイエットのモチベーションを上げるためにぜひご覧ください!
5キロ痩せると見た目は大きく変わります。

1ヶ月で5キロ痩せるために抑えておくべきポイント
1カ月で5キロ痩せるために抑えておくべきポイントを具体的に以下8つ解説します。どのようなポイントを押さえると良いのか把握できるため、ぜひ参考にしてみてください。
- ダイエットは食事と運動が大事
- 睡眠時間もしっかり確保する
- 脂肪を1kg落とすためには、約7,200kcalの消費が必要
- 多少は無理をする必要がある認識をしておく
- トレーニング計画をしっかり立てる
- トレーニングや食べたものを記録する
- 日々の体重測定で一喜一憂しない
- ダイエット初心者はトレーナーと行った方が良い
ダイエットは食事と運動が大事!
1カ月で5キロ痩せるには、食事と運動を組み合わせることが大切です。痩せるためには、消費カロリーが摂取カロリーを上回る必要があります。
消費カロリーだけを減らすことで体重を減らすこともできますが、食事と運動を組み合わせた方が効率良く痩せることができます。
また、極端な運動や食事制限は身体への負担も大きいです。効率良く痩せるために、有酸素運動や筋トレを行って消費カロリーを増やし、食事制限などで摂取カロリーを減らしながら痩せることを意識しましょう。
また、食事制限のみの減量は、リバウンドの原因です。適度な食事制限と運動を組み合わせて、ダイエットを行いましょう。
睡眠時間もしっかり確保する
ダイエット中、寝不足の状態になると、痩せにくいです。なぜなら、睡眠時間をしっかり確保しないと、睡眠中に分泌される成長ホルモンが分泌されないからです。
睡眠には食欲を抑えてくれるホルモン「レプチン」と食欲を増進させるホルモン「グレリン」が関与しています。
寝不足になると、自然とレプチンの分泌量が減り、グレリンの分泌量が増えます。そのため、食欲が増してしまい、ダイエットを行いにくい状態になってしまいます。
グレリンが増えると高カロリーな食べ物が食べたくなる傾向があるため、寝不足はダイエットの天敵です。ダイエット中こそ、1日7時間以上の睡眠が取れるよう意識してみましょう。
▼成長ホルモンが体にもたらす効果
- 代謝が上がり、痩せやすい体質を目指せる
- 肌のターンオーバーが正常化し、若々しい見た目を保てる
- ダメージを受けた肌・内臓の細胞が修復・再生される
このように成長ホルモンには痩せる効果はもちろん、美容・健康においても嬉しい効果が期待できます。この成長ホルモンの分泌を促すためには、意識的に質の高い睡眠を確保することが必要です。
▼睡眠の質を高めるコツ
- 就寝5時間以内のカフェイン摂取を控える
- 清潔な寝具・シーツを整える
- 朝ごはんにトリプトファンが多く含まれた食品を選ぶ
トリプトファンとは、必須アミノ酸の一種で、鶏むね肉や青魚、納豆などに多く含まれています。これらを積極的に摂取し、質の良い睡眠をとりましょう。
脂肪を1kg落とすためには約7200kcalの消費が必要
まずは、1カ月で5キロ痩せるためには、どれくらいカロリーを消費しなければいけないのかを把握しましょう。
脂肪を1キロ落とすためには、約7,200kcalを消費する必要があります。そのため、1カ月で5キロ痩せるためには、30日間で7,200×5kg=36,000kcalを消費しなければいけません。1日計算すると、1日あたり1,200kcalです。
また、1日の消費カロリーの目安は「体重(kg)×30」で計算できます。体重が60kgの人の場合、60(kg)×30=1,800kcal、つまり、1日のうち1,800kcalが基礎代謝などで消費されています。
基礎代謝と運動などによる消費カロリーから食事などによる摂取カロリーを引いて、消費カロリーを-1,200kcal以上消費する状態を毎日続けることが必要です。
▼運動の消費カロリーの目安
- ウォーキング:263kcal/h
- ランニング:51kcal/h
- 水泳:436kcal/h(クロールの場合)
- 踏み台昇降:336kcal/h
- 縄跳び:608kcal/h
多少は無理をする必要がある認識をしておく
ダイエットは短期的な取り組みではなく、継続的な努力が必要です。健康的な体重減少や生活習慣の変化は時間を要するもので、焦らずに取り組むことが大切です。
ダイエットは長期的に取り組む場合がほとんどです。そのため、1カ月に5キロ痩せるという場合は、多少無理をする必要があることを認識しておきましょう。
もし、継続することが難しいという場合は、目標を小さなステップに分割し、進歩を追いながら自分自身のモチベーションを上げる事が大切です。
また、ダイエットには個人差があることも認識しておきましょう。各個人の体質や生活環境は異なるため、同じダイエット方法が全ての人に合っている訳ではありません。自分自身の身体の特徴や好み、制約事項を理解し、自分に最適なダイエット方法を見つけましょう。
トレーニング計画をしっかり立てる
1カ月で5キロ痩せたいのであれば、運動と食事のバランスを取りながら計画的にダイエットを進めることがポイントです。
目標設定を行い、目標を叶えるために必要なことを客観的に考えて計画することで、長期的に継続でき、ダイエット成功に繋がります。そのため、運動や食事などダイエットに関するさまざまな観点から自分の体型や体重を見つめ直し、綿密な計画を立てましょう。
痩せることは「食事」「運動」の一辺倒になりがちですが、実は睡眠や日常のちょっとしたことを意識するだけで、痩せ体質を作ることができます。自分に必要なこと、どうすれば痩せるのかを綿密に考えて計画を立て、実行に移すことがダイエットのカギです。
さらに、ダイエットを成功させるためには、立てた計画を習慣化させることが大切です。カロリーの消費量を増やしたい場合は、徒歩移動などで身体を動かす習慣を付ける他、トレーニングジムに通うことがおすすめです。
また、計画を立て、無理なく体重を落とすことが出来れば、モチベーションを保ちながらダイエットを続けることができます。ダイエットの計画を立てるコツは以下3つです。
- 現実的な範囲で目標を設定する
- 中間目標を設定して、モチベーションを上げる
- 体重ではなく、体脂肪率などの数値を意識する
トレーニングや食べたものを記録する
毎日の食事内容やトレーニング内容が把握できていないと、運動不足や食べ過ぎ、カロリー過多を起こしやすくなります。
1カ月で5キロ痩せるためには、食事はもちろん、お菓子やジュースなど食べたものを記録することが大切です。食事や間食を可視化することで、自分の行った運動や食生活を客観視でき、どのように改善すべきか具体的な方法が見えてきます。
食事やトレーニングの記録が面倒に感じる場合は、1日3回と回数を決めてまとめて記録をしたり、スマートフォンなどで手軽に使える食事記録やトレーニング記録用のアプリを活用するのもおすすめです。
短期決戦である1カ月ダイエットは、意識の差だけでも大きく結果が左右されます。高い意識が求められるからこそ、日々の運動や食べ物を記録し、自分管理を怠らないようにしましょう。
日々の体重測定で一喜一憂しない
ダイエットをする上で、日々の体重測定で一喜一憂しないことも大切なことです。体重は日々の水分量や排せつの状況、生理などさまざまな要因で体重が一時的に増えることがあります。
また、脂肪よりも筋肉は重いため、筋肉がついて脂肪が減っても、体重が変わらないこともあります。これらの要因で体重の数値は日々変動します。
そのため、体重の数値1つで、ものすごくがっかりしたり、イライラしてしまう人もいるかもしれません。ダイエットをする上で体重の目標設定は大事ですが、自分の身体の状態を正しく知っておくことも大切です。
体重以外にも、BMIや筋肉量、基礎代謝量、体脂肪率などの数値を確認し、こちらの数値を意識することが重要です。自宅で測定できない場合は、スポーツジムなどで測ることができるので利用してみてください。
ダイエット初心者はトレーナーと行った方が良い
1カ月で5キロ痩せるためには、上記でお伝えした通り、多少無理をする必要があるため、正しいやり方をしっかり身に付ける必要があります。
間違ったやり方のダイエットは怪我や体調を崩す原因になる可能性があります。
ダイエットは個人の努力や状況によって異なる結果が出ます。焦らず、自分のペースで取り組み、持続可能な方法を選ぶことがポイントです。
自分に最適なダイエット方法を見つけるのは難しいという方は、専門家や栄養士のアドバイスを受けながら、体調や進捗を管理してもらいながら進めていくのもおすすめです。
1ヶ月で5キロ痩せる方法
1カ月で5キロ痩せるには実際にどんな方法を取り入れると良いのか、食事偏と運動偏に分けて以下のことを解説します。
▼食事偏
- 摂取カロリーの少ない食事をする
- 高タンパク質&低糖質の食事をする
- 野菜やナッツなど食物繊維を多く含んだ食事を摂る
- プロテインはサプリメントを摂取して足りない栄養素を補う
- 1日を通して水を約2L飲む
- 間食におやつを食べない
- 空腹時間を作らない
- 良く噛んで食べる
▼運動偏
- 筋トレと有酸素運動を組み合わせ行う
- 分割法を取り入れて週に3~4回は筋トレをする
- ストレッチやマッサージで身体のケアをする
- 筋トレだけでなく、日常でできる運動を心掛ける
1ヶ月で5キロ痩せるための方法【食事編】
1カ月で5キロ痩せるためには、摂取カロリーよりも消費カロリーが多くしないと、体内に蓄積した脂肪を燃焼することができません。そのため、ダイエットをする際は、摂取カロリーを意識して減らすことが必要です。
1カ月で5キロ痩せるためには、毎日食事だけで500~700kcal程度の摂取カロリーを減らすことを意識してみましょう。食事方法やメニューなどどんなことに気を付けると良いのか、以下8つ具体的に解説していきます。
- 摂取カロリーの少ない食事をする
- 高タンパク質&低糖質の食事をする
- 野菜やナッツなど食物繊維を多く含んだ食事を摂る
- プロテインはサプリメントを摂取して足りない栄養素を補う
- 1日を通して水を約2L飲む
- 間食におやつを食べない
- 空腹時間を作らない
- 良く噛んで食べる
【食事編】①摂取カロリーの少ない食事をする
1カ月で5キロ痩せるためには、摂取カロリーの少ない食事をすることも大切です。基本的に摂取カロリーが消費カロリーを上回らなければ痩せられるため、食事制限をしてカロリーを抑えるよう意識しましょう。
食事制限をする上でのポイントは以下3つです。
- 食事の量を減らす
- 食事のカロリーを減らす
- 食事を低カロリーなものに置き換える
食事の量を減らすことは痩せるためにとても重要ですが、極端に減らしてしまうと栄養不足になり、空腹のストレスでリバウンドする可能性が高まるため、注意しましょう。
ダイエットを行う方が食事制限をする場合は、基本的に低カロリーの食品をメインで食べるようにしてみてください。
【食事編】② 高タンパク質&低糖質の食事をする
主食に脂質や糖質が多いメニューを選んでしまうとそれだけで高カロリーとなってしまい、痩せにくい状態を作ってしまいます。そのため、高タンパクかつ低糖質の食事を意識してみてください。成人男性は1日60g、成人女性は1日50gのタンパク質を最低ラインで摂取しましょう。
脂質や糖質、タンパク質は三大栄養素と呼ばれ、エネルギー源となる栄養素です。この中で最も低カロリーのタンパク質が多い食材を選ぶことで、痩せやすい状態になります。
また、タンパク質は筋肉を作る栄養源であるため、基礎代謝が上がり、脂肪が燃焼しやすい身体を目指せます。1カ月で5キロ痩せるためにおすすめの高たんぱくな食材は、以下のようなものがあります。
- 鶏肉のささみ
- 卵
- 豆腐や納豆などの大豆製品
タンパク質を摂取することで、筋肉の分解を防げるのでリバウンド防止にも繋がります!
【食事編】③野菜やナッツなど食物繊維を多く含んだ食事を摂る
豚肉や牛肉など脂質が多い食材ばかり食べてしまうと、脂肪が蓄積されやすくなります。そこで、レタスやキャベツなど食物繊維を多く含む野菜やナッツなどを多く含んだ食事を心掛けましょう。
食物繊維には脂肪の排出を助ける役割があり、脂肪が蓄積されにくくなります。また、食物繊維は腸内環境を整えて、善玉菌を増やす働きがあるため、食べ物をしっかり分解し、老廃物をため込みにくい環境を作ることも可能です。
このように、食物繊維はダイエットをサポートしてくれるため、意識的に取り入れてみてください。
【食事編】④プロテインはサプリメントを摂取して足りない栄養素を補う
タンパク質を摂取するためにたくさん食べると、脂質まで過剰に摂取してしまい、太る原因となります。しかし、プロテインであれば、脂質などの体重増加の原因となる栄養を抑えつつ、タンパク質を摂取できます。
1日のタンパク質量が食事のみで摂れていればプロテインは不要です。ただ、食事だけで1日の必要なタンパク質量を摂るのはとても大変です。そのため、足りない分を補う方法としてプロテインを取り入れるようにしましょう。
【食事編】⑤1日を通して水を約2ℓほど飲む
痩せる食事を意識していても、身体が水分不足の状態だと、新陳代謝が滞り、痩せにくい体質となってしまいます。そのため、毎日水を2L程飲むように心がけましょう。
体内に水分が行き届くことで、老廃物が排出しやすくなり、体重減少に効果的です。しかし、2Lの水を短時間で飲み切ると、むくみや一時的な水分過多となってしまうため、要注意です。
1回の量はコップ1杯分程度にして、1日かけて2L飲むよう、少しずつ飲みましょう。
【食事編】⑥間食におやつを食べない
間食は基本的に不必要な食事です。間食は過剰なカロリー摂取に繋がるため、ダイエット中は避けましょう。しかし、決して間食をしてはいけないという訳ではありません。
もし、おやつを抜くとお腹が空いてイライラしてしまうなどという場合は、カロリーの低いものを選んで食べると良いです。適度に間食をすることは、ストレスを溜めずに食欲を抑えることに繋がります。具体的には素焼きのアーモンドや果物などが低糖質でダイエット中の間食にぴったりです。
また、プロテインもオススメです!
間食する際は、脂肪を1番燃焼する時間帯である14∼16時を狙いましょう。糖分や人工甘味料が多く含まれている甘いお菓子やジュースはおすすめしません。腹持ちの良いものや栄養素の高い自然食品などダイエットに最適な食べ物を選びましょう。
【食事編】⑦空腹時間を作らない
空腹状態は脂肪の吸収効果を高めてしまうため、朝食を食べることが大切です。朝は何時間もの睡眠を挟んでいるため、空腹になりやすいです。この時間に痩せたいからと何も食べずにいると、逆に太りやすい身体になってしまいます。
そして、空腹状態が続くと、身体が生命を維持するために、摂った食事をより多く身体に溜め込もうとします。つまり、脂肪をため込みやすい体質の原因です。そのため、朝はしっかり食べて過度な空腹状態を作り出さないようにしましょう。
【食事編】⑧良く噛んで食べる
1カ月で5キロ痩せるためには、意識的に食事量を減らすことも重要です。しかし、どうしても我慢できずにおやつを食べてしまうこともあります。
そうならないためにも、なるべく良く噛んで食べましょう。良く噛んで食べることで、満腹中枢や交感神経が刺激され、十分な満腹感を得られるようになり、食べ過ぎの防止に繋がります。
そして、よく噛むことで、消化酵素である「アミラーゼ」が分泌されます。唾液が分泌されることで消化が促進され、太りにくくもなります。
また、食事に時間をかけることで、血糖値の上昇や下降が穏やかになります。急いで食事をした場合、血糖値は急激に上がった後、同じように急激に下がります。血糖値が急激に下がると、空腹感が生まれてしまうこともあります。
噛み応えがある食材を選ぶのもおすすめです。また良く噛むことで、食べ物の消化も良くなり、栄養の吸収率も上がり、より健康的に体重を落とせます。
また、良く噛んで食べることと並行して、食べるスピードも意識しましょう。早食いをしてしまうと、肥満に繋がりやすいです。
大切なのは、摂取カロリーを抑えつつ、お腹を満たすことです。お腹にたまりやすい食事を摂ることで、少量でも満足できるようになります。
1ヶ月で5キロ痩せるための方法【運動編】
1カ月で5キロ痩せるためには、食事に気を付けるだけでなく、運動を上手に取り入れることも重要です。毎日の運動で500~700kcal消費すると、痩せやすい身体を作りやすいです。
そのためには、筋トレなどの無酸素運動やウォーキングやジョギングなどの有酸素運動、そして血行を促進するストレッチを組み合わせて行いましょう。
ダイエットは継続しないと効果は見込めません。長期間継続して行うことを意識してみてください。具体的な実践方法が効果的なのか、以下4つ解説していきます。
- 筋トレと有酸素運動を組み合わせ行う
- 分割法を取り入れて週に3~4回は筋トレをする
- ストレッチやマッサージで身体のケアをする
- 筋トレだけでなく、日常でできる運動を心掛ける
【運動編】①筋トレと有酸素運動を組み合わせ行う
1カ月で5キロ痩せるためには、運動メニューにも工夫が必要です。有酸素運動は体内に酸素を取り入れて体脂肪を燃焼させる運動です。長時間行う方が脂肪燃焼効果を高めることができるため、1時間以上行うことがおすすめです。
体重を落として健康的な身体を作る場合は、「筋トレ→有酸素運動」の順番で行いましょう。
筋トレを行うと、成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンは筋肉や骨、皮膚を強くする作用があり、筋トレにより傷ついた筋繊維を治す働きをします。それと同時に、筋トレ後24∼48時間程脂肪燃焼を助ける作用もあるのです。
そして、脂肪燃焼効率は体温が上がると高まるため、筋トレを行い、身体をあたためることも効率アップに繋がります。また、筋トレを先に行うことで身体が動きやすくなり、ケガのリスクも抑えられます。
筋トレを行うことで、筋肉をしっかり成長させ、その後有酸素運動を行うことで、余分な脂肪を落とすことができるのです。そのため、まずは筋トレを行い、カロリーを消費した後、有酸素運動を行い、短時間で大量にカロリーを消費しましょう。
【運動編】②分割法を取り入れて週に3〜4回は筋トレをする
ダイエット中に筋トレをすると、筋肉が太くなりそうと思っている方も多いです。しかし、ダイエット中に筋トレを行うと、ボディラインが引き締まり、メリハリのある美しいボディラインが作れます。
また、筋肉量が増えると、基礎代謝が上がるため、痩せやすい状態を作れます。基礎代謝とは、1日に必ず消費するカロリーのことを指し、基礎代謝が高い程、カロリーを消費しやすい身体、つまり痩せやすい身体と言えます。
基礎代謝のほとんどは、筋肉の維持や運動に使われており、身体の筋肉量が多い人ほど高い傾向があります。そのため、短期間でダイエットをしたい時ほど、有酸素運動で脂肪を燃焼させるだけでなく、筋トレで脂肪を燃焼しやすい身体を作ることが近道です。
ただ、むやみに筋トレを行うのは逆効果です。効率良く筋肉を付けるためには、超回復の期間を設けることが必要です。超回復とは筋トレをした直後から筋肉が回復して成長していく期間のことです。
この超回復の期間は通常48~72時間程度で、この間に再度筋トレを行っても筋肉は100%の力を発揮できません。そのため、連日の筋トレを行うことは非効率です。
1カ月ダイエット中でも、筋トレは毎日行わず、週に3~4日程度に抑え、超回復の期間を設けましょう。
【運動編】③ストレッチやマッサージで身体のケアをする
ダイエットの運動効果を高めるには、毎日のストレッチが欠かせません。ストレッチには、筋肉をほぐし、血流を促進し、余分な中性脂肪が排出されます。中性脂肪とは、運動するときのエネルギー源として必要な脂肪です。しかし、血流が悪くなると血液中の脂肪が停滞し、近くの脂肪細胞に貯蔵されてしまいます。
そのため、ストレッチで血流を促進し、中性脂肪の停滞を起こさせないことが脂肪の蓄積を防ぎ、ダイエットの効果を高めてくれると言われているのです。他にも、自律神経が整ったり、身体の可動域が広がったりして、基礎代謝の向上が期待できます。
血流を良くするためには、股関節周りのストレッチが重要です。太ももの付け根辺りには、太い血管やリンパが多くあるため、ここの筋肉をほぐし、動きをよくすることで、血流が一気にアップし、全身の血液の巡りが良くなります。
また、ダイエット中は高頻度で運動をします。身体に疲労を残さないためにも身体のケアをすることも大切です。
ストレッチをする時は、伸ばしたい部分を意識しながら、ゆっくり伸ばしていきましょう。1つの箇所につき最低20秒は時間をとるよう意識することで、筋肉が徐々にほぐれていきます。ストレッチを行い、全身をまんべんなくほぐしていきましょう。
【運動編】④ 筋トレだけではなく日常でできる運動を心掛ける
1カ月で5キロ痩せるためには、筋トレだけでなく、日常でできる運動を心掛けましょう。例えば、1つ前の駅で降りたり、買い物を自転車から歩きに変えたり、エスカレーターではなく階段にするなど少しでも運動になるような選択肢を選びましょう。
無理をしてしまうと続けることが難しいため、無理のない範囲で、少しの時間から行うことを心掛けてください。日常でできる運動を心掛けても、食事による摂取カロリーを上回らなければダイエット効果は期待できないので、注意が必要です。
体調が悪い場合は無理にダイエットを続けない
1カ月で5キロ痩せるダイエットは、コツを掴み、実践していくと実現することができます。
実現するためには、摂取カロリーを意識した食事の食べ方やウォーキングなどの有酸素運動を取り入れた運動方法、日常生活の見直しも大切です。
しかし、体調が悪い時は、無理に行う必要はありません。自分の体調を考慮しながら、継続していきましょう。
自分だけで最適なダイエット方法を見つけたり、ダイエットを管理しながら効率良く行うことが難しいという方はプロのトレーナーのサポートを受けることを検討してみてください。
もう挫折しない!ダイエット成功のコツとは
間違えた方法でダイエットをしても成果が出ないため、途中で挫折する可能性が高いです。
減量成功のコツは、最初に正しいダイエットの方法を習得すること!
ダイエットは正しい方法で行って継続すると、自然と成果に繋がります。
正しい方法で痩せるなら、プロにマンツーマンで指導してもらうのがおすすめです。
パーソナルトレーナーは、目標を達成するために最適な戦略を提供してくれます。
短期的な減量だけでなく、長期的な健康も手に入れたい方におすすめです。
自分に合ったパーソナルトレーナーやジムを見つけるためには、サポート体制や料金、時間効率、トレーニング内容、トレーナーの質などを比較するのがおすすめです。
無料体験や見学などを行っているジムも多いので、「ここなら頑張れそう!」というジムを見つけてみてください。

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