筋トレの効果を最大限に引き出すには、トレーニングだけでなく「食事管理」、特にPFCバランス(P = タンパク質、F = 脂質、C = 炭水化物の比率)の最適化が不可欠です。
「筋肉が思うようにつかない」「体脂肪がなかなか落ちない」と感じているなら、まず見直すべきはこの栄養バランス。筋肥大、ダイエット、引き締め――目的によって最適なPFCの比率は異なります。
本記事では、あなたの目標に合った理想のPFCバランスをわかりやすく解説し、すぐに実践できる計算方法や食事例まで紹介します。

あなたの理想的なPFCバランスを見つけて、健康的にダイエットを成功させてください!
目的別|筋トレにおける理想のPFCバランス


筋トレの目的に応じて、理想のPFCバランスも異なります。ここでは、「適度に筋肉をつけたい人」「ダイエットや体の引き締めを目指す人」「本格的に鍛えたい人」の3つのパターンに応じた適切なPFCバランスを解説していきます。



自分の目的に合った理想のPFCバランスを把握し、食生活に取り入れていきましょう!
| 目的別PFCバランス | 【P=タンパク質】 | 【F=脂質】 | 【C=炭水化物】 |
| 適度に筋肉をつけたい | 25% | 20% | 55% |
| ダイエット・引き締め | 20% | 20% | 60% |
| 本格的に鍛えたい | 40% | 20% | 40% |
適度に筋肉をつけたい人のPFC
「週2回筋トレしてる」「女性らしいラインをつくるために筋肉をつけたい」といった運動をしている方は、下記PFCバランスが理想的です。
| 目的 | PFCバランス | ||
| 適度に筋肉をつけたい | 【P】25% | 【F】20% | 【C】55% |
健康的に体を引き締めつつ、少しずつ筋肉を増やしたい人には、バランスの良いPFCが重要です。タンパク質は筋肉の材料として欠かせませんが、極端に増やす必要はありません。脂質はホルモンバランスの維持に不可欠で、適量を保つことが大切です。炭水化物はトレーニング時のエネルギー源になるため、抜きすぎずに摂取しましょう。
例:摂取目安カロリーが1500kcalの場合の理想的なPFCバランス
| 【P】25% | 【F】20% | 【C】55% |
| 93.7g(375kcal) | 33.3g(300kcal) | 206g(825kcal) |
ダイエット・引き締めたい人のPFC
「脂肪を落としたい」「スリムになりたい」といったダイエット目的なら、下記PFCバランスが理想的です。
| 目的 | PFCバランス | ||
| ダイエット・引き締め | 【P】20% | 【F】20% | 【C】60% |
体脂肪を落としながら引き締まった体を目指したい人は、脂肪になりやすい脂質を控えることを意識しましょう。筋トレなどハードな運動をしていない場合、タンパク質は20%摂れていれば十分です。炭水化物は活動量に応じて減らすのが基本ですが、完全に抜くとエネルギー不足に陥りやすいため注意しましょう。
例:摂取目安カロリーが1500kcalの場合の理想的なPFCバランス
| 【P:タンパク質】20% | 【F:脂質】20% | 【C:炭水化物】60% |
| 75g(300kcal) | 33.3g(300kcal) | 225g(900kcal) |
筋肥大(バルクアップ)したい人のPFC
「ボディビルの大会出場を目指している」「厚みのある筋肉をつけたい」と本格的な筋トレをしている方は、下記PFCバランスが理想的です。
| 目的 | PFCバランス | ||
| 本格的に鍛えたい | 【P】40% | 【F】20% | 【C】40% |
「バルクアップ」を目指す人には、高タンパク・高エネルギーの食事が求められます。筋肉の合成を促すにはたんぱく質の確保が最優先ですが、それだけでは不十分です。炭水化物から十分なエネルギーを摂ることで、トレーニングのパフォーマンスが向上し、筋肉の回復や成長もスムーズになります。量だけでなく、栄養の質にもこだわることが理想的です。
例:摂取目安カロリーが1500kcalの場合の理想的なPFCバランス
| 【P】40% | 【F】20% | 【C】40% |
| 150g(600kcal) | 33.3g(300kcal) | 150g(600kcal) |
自分に合ったPFCバランスを計算してみよう
目的別|PFCバランス計算ツール
目的と1日の摂取カロリー目安を入力すると、PFCバランスを計算できます。
結果
摂取カロリー目安がわからない方はこちら
体重(kg)と目安係数(kcal)を入力すると、1日の摂取カロリーの目安がわかります。
※ 筋トレを週2〜3回行っている方は、目安係数「35」を選ぶのがおすすめです。
筋トレやダイエットに役立つ!PFCバランス管理ツールとサービス
食事のPFCバランスは毎日正しく管理するのは意外と大変です。そんなときに便利なのが、アプリやオンラインサービスの活用です。
今回は、日々の記録に使える無料アプリや、専門家のサポートが受けられる食事指導サービスを紹介します。自分のスタイルに合ったツールを取り入れて、無理なく継続できる食生活を目指しましょう。
日々の記録に!無料のPFC管理アプリ
毎日の食事内容を簡単に記録し、PFCバランスを視覚的に確認できる無料アプリは、筋トレやダイエットを継続するうえで非常に便利です。食べたものを入力するだけで自動的に栄養素を計算してくれるため、初心者でも扱いやすいのが特徴です。



食事の際にスマホで簡単にPFCバランスを計算できるアプリをぜひ利用してみてください!


迷わず続けたい人に!オンライン食事指導サービスという選択
「自分だけでPFCバランスを管理するのが難しい」「そもそも自分に最適なPFCバランスがわからない」と感じる方には、管理栄養士などの専門家がサポートしてくれるオンライン食事指導サービスがおすすめです。
一人ひとりの目標や体質に合わせたアドバイスがもらえるため、継続しやすく結果にもつながりやすくなります。


PFCバランスと筋トレ関するよくある質問(FAQ)
PFCバランスは筋トレの目的によって変わるの?
はい、筋トレの目的によって理想のPFCバランスは変わります。筋肥大を目指す場合はタンパク質の割合を多めに、減量を目的とするなら脂質と炭水化物をやや抑え、たんぱく質を重視します。目標に応じた調整が効果を高める鍵です。
なぜPFCバランスが筋トレにおいて重要なの?
PFCバランスは筋肉の成長や回復、エネルギー供給に直結するため、筋トレ成果に大きく影響します。タンパク質は筋肉の材料、炭水化物はトレーニング中の主なエネルギー源、脂質はホルモン調整に関与します。バランスが崩れるとパフォーマンスや回復力が低下する恐れがあります。
PFCバランスを守っても体重が減らないのはなぜ?
PFCバランスを守っていても、総摂取カロリーが消費カロリーを上回っていると体重は減りません。また、むくみや筋肉量の増加で体重が一時的に変化しにくいこともあります。継続的な記録と、運動・食事の見直しが必要です。
女性におすすめのpfcバランスは?
女性の場合、体脂肪を適正に保ちつつ健康的に引き締めるには、たんぱく質をしっかり摂ることが大切です。目安としてはP(20%)F(30%)C(50%)程度が理想的です。月経やホルモンバランスも考慮し、無理な制限を避けることが継続のポイントです。


糖質や脂質を制限しすぎるとどうなるの?
糖質や脂質を過度に制限すると、エネルギー不足で集中力や筋トレのパフォーマンスが低下します。さらに、脂質不足はホルモン分泌の乱れを引き起こし、代謝や生理機能に悪影響を及ぼすこともあります。バランスの良い摂取が健康的な体づくりには不可欠です。


CLOUD GYMトレーナー。RIZAPトレーナーとして数多くのお客様を担当し、運動や食事を通じて医療の分野でもお客様をサポート。 ダイエットの方、筋肉をつけたい方、高齢者の方、さらには糖尿病の方など幅広く「健康」に向かって指導を行う。














