内臓脂肪の減らし方を徹底解説!オススメの運動や食生活を紹介

「おなか周りの脂肪が気になる」「内臓脂肪はどうやったら落ちる?」などと疑問に思っていませんか?

内臓脂肪は、内臓のまわりにつく脂肪で、腸を支える腸間膜に溜まります。摂取したエネルギーが余った際に、一時的に余ったエネルギーを蓄える役割があります。しかし、内臓脂肪が増えすぎてしまうと、生活習慣病の発症につながる可能性があるため注意が必要です。

他にも、肥満や生活習慣病などが原因で付いてしまった、内臓脂肪は健康に悪影響があります。この内臓脂肪をどう落としたら良いのか、気になっている方も多いです。

この記事では内臓脂肪に関して、以下のことを解説していきます。

  • 内臓脂肪とは
  • 内臓脂肪の特徴
  • 内臓脂肪が付く原因
  • 内臓脂肪を効率良く減らす方法
  • 内臓脂肪を減らす際に大切なポイント

最近内臓脂肪が気になってきた人、内臓脂肪が多いと指摘された人は参考にしてみてください。


食事に気をつけたり、少し運動を頑張ったりすれば体型管理できた20代と違って、年齢を重ねると、さまざまな要因で痩せにくいカラダに変化していきます。

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目次

内臓脂肪とは

内臓脂肪とは、内臓の周り、さらに詳しくいうと、内臓を包み込んでいる「腹膜」という膜の表面についている脂肪のことです。内臓脂肪は女性よりも、男性に付きやすく、内臓脂肪が蓄積した状態のことを「内臓脂肪型肥満」といいます。

この内臓脂肪の蓄積を予防することは、心臓病をはじめとする生活習慣病の予防につながります。

「メタボリックシンドローム」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。この「メタボリックシンドローム」は、内臓脂肪型肥満に高血圧や高血糖、脂質異常の3つの内、2つ以上が組み合わさった状態のことです。この状態が悪化すると、心臓病や脳卒中、糖尿病、動脈硬化のリスクが高まります。

日本人の死因の第2位は心臓病、第4位は脳卒中と言われています。これらの病気は多くの場合、動脈硬化が原因で発症します。肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症などは動脈硬化を起こしやすくする要因です。

内臓脂肪型肥満は、高血圧や糖尿病、脂質異常症など他の要因を起こしやすくなることが分かっています。そのため、内臓脂肪型肥満を予防・改善することが、動脈硬化やそれにより引き起こされる重篤な病気を防ぐのに有効なのです。

内臓脂肪の蓄積はカロリー過多や運動不足によって引き起こされます。また加齢による基礎代謝の低下も原因の1つです。そのため、内臓脂肪の蓄積を改善していくためには、食生活と運動習慣を見直すことがポイントです。

内臓脂肪とよく間違えやすい皮下脂肪は内臓脂肪などよりも時間をかけて体に蓄積されます。そのため、一度付くとなかなか落ちにくいのも特徴の一つです。

皮下脂肪について詳しく知りたい方は下記記事を参考にしてください!

内臓脂肪の特徴

重篤な病気を引き起こしやすい内臓脂肪には、以下のような特徴があります。

  • おなか周りに溜まるため、ぽっこりおなかになりやすい
  • 皮下脂肪と違い、落ちやすい
  • 女性よりも、男性の方が付きやすい

おなか周りに溜まるのでぽっこりおなかになりやすい

内臓脂肪が過剰に蓄積した状態を「内臓脂肪型肥満」といいます。ポッコリおなかが出る体形が特徴なことから、「リンゴ型肥満」とも言われています。

内臓脂肪が蓄積されているかは、CTスキャン検査で内臓脂肪面積が100㎝を超えることで判断されます。しかし、CTスキャン検査は簡単に行うことができないため、簡易的な目安として、ウエスト周囲径(へその高さで計る腰回りの長さ)で判断することも可能です。ウエスト周囲径を測り、男性は85cm、女性の場合は90㎝を超えていると、内臓脂肪が蓄積していると判断されます。

皮下脂肪と違い落ちやすい脂肪

皮下脂肪はお尻や太もも、二の腕などの部位に付きやすく、落ちにくい脂肪です。体温維持の枠割を担っていますが、必要以上に蓄積されてしまうと、自力で落とすのは大変です。つまり、皮下脂肪を減らすためには、長期間ダイエットに取り組む必要があります、

対して、内臓脂肪は、カロリー過多と運動不足が原因です。毎日の食事で摂取するカロリーよりも、消費するカロリーが低いため、余ったカロリーが脂肪として、内臓脂肪になってしまいます。内臓脂肪は、筋トレや有酸素運動などの運動を継続して行い、食生活を改善することで、比較的短い期間で減らすことができます。

内臓脂肪は男性の方が女性より付きやすい

ホルモンの関係から、男性は内臓脂肪がつきやすく、女性は皮下脂肪がつきやすい傾向があります。これには「エストロゲン」という女性ホルモンが関係しています。エストロゲンは、脂肪細胞を小さくし、脂肪の燃焼を促進する働きがあります。このエストロゲンが不足すると、脂肪を蓄えやすくなると言われています。ただし、加齢とともにエストロゲンが減少すると、皮下脂肪よりも内臓脂肪がつきやすいため注意しましょう!

男性の場合は、テストステロンという男性ホルモンが関係しています。テストステロンは、エネルギー消費を促進します。このテストステロンが減ってしまうと、エネルギーの消費量が少なくなり、内臓脂肪がつきやすくなってしまうのです。

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内臓脂肪がつく原因

内臓脂肪が付く原因を把握し、内臓脂肪の蓄積を予防していきましょう。

  • 加齢による基礎代謝量の低下
  • 過剰なカロリー摂取
  • 運動不足
  • 睡眠不足
  • お酒をよく飲む

加齢による基礎代謝量の低下

一般的に年を重ねるにつれて、基礎代謝量は低下しやすくなります。基礎代謝とは人が生きていく上で最低限必要なエネルギーで、何もしていない状態でも生命を維持するために使われているエネルギーのことです。

加齢に伴って、筋肉量などの除脂肪量が低下して、日常生活における活動時のエネルギー代謝が低くなり、若い時と比べて、エネルギー消費量も低下していきます。

また、女性は、糖や脂質の代謝や内臓脂肪の燃焼を担う「女性ホルモン」の分泌量が閉経後に減ってしまいます。そのため、食事量は今までと変わらなくても、内臓脂肪は付きやすいのです。

過剰なカロリー摂取

食生活や食習慣によって、エネルギー過多になってしまっている可能性があります。お酒の飲みすぎや、甘い飲み物や食べ物の取りすぎなどから、必要以上にカロリーや脂質、糖質を摂取してしまっているのです。

食べ物から摂取するカロリーが多く、消費しきれなかった場合、余った分のカロリーは脂肪として蓄積されます。全ての栄養素にカロリーがある訳ではなく、体のエネルギーとなるのは「糖質(炭水化物)・脂質・タンパク質」の3種類です。

この3つの栄養素は、体にとって重要なエネルギー源ですが、その反面、摂取しすぎてしまうと、肥満の原因となります。特に脂質と糖質は、過剰に摂取してしまうと、体脂肪として蓄えられてしまうため要注意です。

また、脂質の過剰摂取は、中性脂肪の増加やコレステロールなどの血中濃度をさせ、放置すると動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞などの循環器疾患を招くため、気を付けましょう。

運動不足

「運動習慣がない」「活動時間が少ない」などの場合、内臓脂肪が増えやすいです。デスクワークやエレベーターの使用や車の利用が多い場合は注意が必要です。

日常生活で、消費エネルギーが少ないと、食事などによって摂取したエネルギーを消費しきることはできません。余ったエネルギーは脂肪として蓄えられます。食事制限で摂取カロリーを減らすだけでなく、体を動かし、消費カロリーを増やすことも重要です。

また、運動不足は肥満以外の症状を引き起こしますので、定期的な運動をすることが大切でしょう。

睡眠不足

睡眠不足は、ストレスや食欲の増大、運動量を減少させ、肥満のリスクを上げてしまいます。十分な睡眠を取ることは、自律神経やホルモン分泌の機能を正常に保つために大切です。

睡眠不足になると、食欲を抑える満腹ホルモン「レプチン」が減少し、食欲を増進させる「グレリン」が増加します。グレリンが増加すると、食欲が増すだけでなく、高カロリーな食べ物を食べたくなってしまうため、余計太りやすいです。

そして、睡眠不足だと、体にたまった疲れも十分に取れにくくなり、運動をするモチベーションが下がってしまうなどの悪循環になってしまうため、良くありません。睡眠時間に個人差はありますが、7~8時間程度取るようにしましょう。

お酒をよく飲む

お酒に含まれるアルコールは、脳に作用し、食欲を増進させる働きがあります。一般的なアルコール飲料には、アルコール以外の糖質やタンパク質が含まれています。そのため、アルコールに含まれるカロリー以上のカロリーを摂取してしまいます。

そして、お酒を飲むと、おつまみの量が増えたり、揚げ物やラーメンなど高カロリーのものが食べたくなってしまい、気付いたら食べ過ぎてしまうこともあります。お酒から得るカロリーだけでなく、食べ物のエネルギーも取りすぎてしまうため、要注意なのです。

内臓脂肪を効果的に減らす方法

内臓脂肪を効率良く減らしていく方法を食習慣と運動習慣、生活習慣に分けて紹介します。それぞれ把握し、取り入れられるものから、取り入れていきましょう。

食習慣の改善

内臓脂肪は、蓄積しすぎると、高血圧や高血糖、脂質代謝異常などにつながり、生活習慣病の原因につながります。見た目もおなかが出るため、気になる方も多いのではないでしょうか?

内臓脂肪が溜まる原因として、食事で摂取するエネルギーが消費エネルギーよりも多いことが挙げられます。そのため、食生活を見直し、内臓脂肪がつきにくい状態にしてあげましょう。食習慣を見直す際は、以下7つのことを意識してみてください。

  • 摂取カロリーをコントロールする
  • 内臓脂肪を減らすための栄養素を理解する
  • 糖質を減らしてタンパク質を多く摂る
  • 間食はお菓子ではなくナッツを食べる
  • 食べる順番を意識する
  • 夜遅くに食べない
  • お酒の量を減らす

摂取カロリーをコントロールする

体脂肪の蓄積は、摂取カロリーが消費カロリーを上回ると起こります。そのため、摂取カロリーを適切に抑えることが内臓脂肪を減らすために重要です。

まずは、自分にとって適切なカロリー摂取量を計算し把握しましょう。しかし、1日に必要なカロリーは体格や運動量など、人によって異なります。そのため、適切なカロリーから運動量などを考慮しながら、考えてみてください。

下記の記事で1日のカロリーの計算方法を詳しく紹介しています!

通常、脂肪は、食べ物や飲み物から摂取したエネルギーを使いきれなかった時に、体に蓄えられます。体のエネルギー源になるのは、「炭水化物・タンパク質・脂質」の3種類の栄養素です。

炭水化物(糖質)とタンパク質は1gあたり、約4kcal、脂質は約9kcalのエネルギーを生み出します。タンパク質はエネルギーになるだけでなく、体を作る材料となるため、摂取カロリーをコントロールする際は、炭水化物(糖質)と脂質の摂取量を減らしましょう。

内臓脂肪を減らすための栄養素を理解する

食べ物によっては、内臓脂肪の減少や予防するために役立つ食べ物があります!

内臓脂肪を減らすために、毎日の食事で積極的に取り入れたいものは以下5つです。

内臓脂肪を減らすのにおすすめの食べ物・飲み物
  • 青魚(マグロ・サバ・ブリ・サンマ)
  • 野菜・海藻
  • 大豆
  • 緑茶・ウーロン茶・コーヒー

青魚には脂肪燃焼効果や血流改善に効果的な「オメガ3系脂肪酸」が多く含まれています。また、青魚に含まれるたんぱく質は、筋肉量を維持する効果も期待でき、健康的な体づくりにもお勧めの食材です。

酢に含まれる酢酸は脂肪合成の抑制に、アミノ酸は脂肪燃焼の促進に効果的です。そのため、内臓脂肪を減少させるのに最適です。穀物酢以外にも、黒酢やリンゴ酢などたくさん種類があるため、積極的に取り入れてみてください。

野菜や海藻には、食物繊維が豊富に含まれており、糖質や脂質を吸収し、体外へ排出する働きがあります。トマトやこんにゃく、しらたきなどがおすすめです。

大豆には、植物性のタンパク質が豊富に含まれており、体脂肪の減少や筋肉量の低下を防ぐ効果が期待できます。肉類から摂取すると脂質も摂ってしまいます。そのため、大豆製品からタンパク質を摂取し、タンパク質の量を維持しつつ、脂質をコントロールすることがおすすめです。

緑茶やウーロン茶には、内臓脂肪の低減や脂肪の代謝向上に効果的なポリフェノールが豊富に含まれています。そして、緑茶には、リラックス効果のあるテアニンも含まれているため、ストレスによる暴飲暴食を防ぐ効果も期待できます。

糖質を減らしてタンパク質を多く摂る

タンパク質は、筋肉を維持し、基礎代謝の高い体を作るのに欠かせない栄養素です。人の体の約60%は水分、15∼20%はタンパク質でできています。水分を除くと、体の半分はタンパク質が占めていることが分かります。体内のタンパク質は合成と分解を繰り返しており、食事から摂取した新しいタンパク質は、古いタンパク質に変わり新しい組織を作っていきます。

このように、タンパク質は体を作るのに重要な栄養素であるため、しっかり意識を向け、タンパク質を摂取しましょう。タンパク質が多い食材は多くありますが、肉類はタンパク質以外にも脂質も多く摂ってしまいます。内臓脂肪を溜めないためには、脂質を減らし、タンパク質を増やすことがポイントです。そのため、脂質の少ない鶏胸肉を食べたり、前述で紹介した「オメガ3系脂肪酸」を摂取できる魚を食べるのがオススメです。また、プロテインなどのサプリを活用して、足りないタンパク質を補いましょう。

タンパク質を多く摂ると同時に、糖質や脂質を取りすぎないように気を付けてください。麺類やお菓子などの糖質の多い食べ物を食べ過ぎても、肥満や糖尿病などの生活習慣病になるので注意しましょう。

脂質も糖質もエネルギーを生み出す栄養素ですが、摂りすぎはエネルギー過多になるため、摂取量に気を付けましょう。摂取したエネルギーと同じくらいのエネルギーを消費できるのであれば問題ないですが、消費エネルギーが少ないと、余ったエネルギーは脂肪となり、体内に蓄積してしまいます。

間食はお菓子ではなくナッツを食べる

朝昼晩、3食しっかり食べると、おなかを適度に満たすことができます。すぐに間食がやめられないという方は、タンパク質や脂質が少ないもので小腹を満たしましょう。

間食には、ナッツがおすすめです。ナッツには、食物繊維やビタミン、ミネラルなどをはじめ、良質な脂質やタンパク質を豊富に含み、日常で不足しがちな栄養素を手軽に補えます。

そして、ナッツには中性脂肪やコレステロールを下げる効果のある脂質が含まれています。脂質の中に不飽和脂肪酸という摂取すべき良質な脂質があります。ナッツには不飽和脂肪酸である、多価不飽和脂肪と一価不飽和脂肪が豊富です。抗炎症作用が高く、悪玉コレステロールを減らしやすくするため、心臓や脳の病気を予防してくれます。

一価不飽和脂肪酸は、オリーブオイルに含まれるオレイン酸などのオメガ9系脂肪酸です。悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールはそのまま維持できます。

多価不飽和脂肪酸は、体内で合成できない必須脂肪酸です。オメガ3系、6系に分類されます。オメガ6脂肪酸は大豆油のリノール酸やγ-リノレン酸などが該当し、コレステロールを下げる働きをします。オメガ3脂肪酸はくるみやしそなどに含まれるα-リノレン酸や青魚のEPAやDHAなどで、中性脂肪を減らし、善玉コレステロールを増やす働きをします。

マーガリンなどに含まれるトランス脂肪酸も不飽和脂肪酸の1つですが、これは悪玉コレステロールを増やしてしまうため、摂りすぎに気を付けましょう。お菓子やパンに多く含まれているため、間食で食べないように心掛けた方が良いです。

食べる順番を意識する

内臓脂肪は、普段の食生活を工夫することで減らすことにつながります。食べる順番であれば、野菜や汁物から食べ始め、肉や魚などのタンパク質、最後にご飯や麺類などの炭水化物をとるというのがおすすめです。

血糖値が急激に上がると脂肪が蓄積されやすくなりますが、最初に野菜をとることで、血糖値の上昇を緩やかにできます。血糖値が急上昇する食べ物は炭水化物や脂質を多く含む食べ物なので、主食を最後の方に食べた方が良いです。しかし、単品で牛丼やチャーハンなどを食べる際は、サラダを追加し、先にサラダを食べるようにすると良いです。

内臓脂肪を落とすのに効果的な食べる順番
  1. 食物繊維:野菜・海藻・きのこなど
  2. タンパク質:肉・魚・卵・大豆製品
  3. 汁物(あれば):スープ・みそ汁など
  4. 糖質:ご飯・パン・麺類

同じ食事でも、順番を変えるだけで満腹感を作り出し、食欲を抑制する作用が期待できます。完ぺきではなくて良いので、順番を大まかに把握し、少しずつ意識してみてください。

夜遅くに食べない

夜はエネルギーの消費量が少ないため、食べた分脂肪が蓄積されてしまいます。これが太る原因です。

また、夜遅くなると人の体は食欲を刺激する「グレリン」というホルモンが増加し、食欲を抑制する「レプチン」というホルモンが減少します。食欲が増え、多く食べ過ぎてしまう可能性があるため、内臓脂肪を落としたい方は夜食を控えましょう。

夜遅い食事が続くと、生活リズムにも悪影響を及ぼします。翌朝に食欲がなく、朝食が食べられず、栄養が不足し、活動量が低下してしまいます。結果、消費エネルギーも減り、脂肪をため込みやすくなってしまいます。

さらに、食事と食事の時間が空きすぎてしまうと、過度な空腹状態となるため、暴飲暴食の原因になってしまいます。夜遅くに食べすぎてしまわないよう、間食を上手く取り入れましょう。小腹が空いたら、スナック菓子や甘い菓子パンなどではなく、プロテインやバナナなどカロリーが少なく、栄養も取れて満足感のあるものがおすすめです。

お酒の量を減らす

アルコールは栄養素が少なく、体内で吸収されにくい性質があります。しかし、アルコール自体はかなり高カロリーです。さらに、摂取すると、体がアルコールの分解を優先してしまい、脂肪が分解されにくくなってしまったり、食欲を増進させる働きもあります。

内臓脂肪を蓄積させないためにも、アルコールはなるべく控え、もし飲む場合は食物繊維が豊富な低カロリーのおつまみを選びましょう。

どうしてもお酒を飲みたい場合は、焼酎やウイスキーなどの蒸留酒を飲むのがオススメです。他のお酒に比べて糖質が少なく、カロリーもほぼアルコール由来と言われています。

また、メタボリックシンドロームの予防には、1日あたりの飲酒量を純アルコール20gに抑え、週に2日は休肝日を設けることが推奨されています。アルコールは適量を超えると、さまざまな疾患を引き起こしてしまうリスクがあるため、適度に楽しみましょう。

内脂肪を減らすための運動習慣

運動習慣を身に付ける際は、以下2つを意識してみてください。

  • 週2~3回筋トレを行う
  • ウォーキングやジョギングなど有酸素運動を行う

週2~3回筋トレを行う

筋トレには、直接的な脂肪燃焼効果はあまりないですが、筋肉量を増やして基礎代謝量を上げてくれる役割があります。一般的に筋肉量が多く基礎代謝量が高い方は基礎代謝量が低い方に比べて、エネルギー消費量が多く太りにくい傾向にあります。また、筋肉量が多いと、運動中の消費カロリーも増えます。

つまり、筋トレを行い、筋肉を増強させることで、基礎代謝量を高めながら、脂肪のつきにくい体が目指せます。そのため、週に2~3回の筋トレを取り入れてみてください。筋トレに慣れてきたら、少しずつ負荷を上げて行いましょう。

おすすめの筋トレ
  • スクワット(脚)
  • レッグレイズ(お腹)
  • クランチ(お腹)
  • 腕立て伏せ(胸)
  • 背筋(背中)

ウォーキングやジョギングなど有酸素運動を行う

運動で内臓脂肪を減らすには、運動の強度が一定以上の有酸素運動を行いましょう。

有酸素運動は脂肪をエネルギーとするため、体脂肪を減らすのに、直接的な効果があります。

一般的に有酸素運動は20分以上続けると、体脂肪と呼ばれる皮下脂肪や内臓脂肪が分解されてエネルギーとして使われると言われています。
しかし、有酸素運動前に筋トレなどを行うことで、5分〜10分程度でも体脂肪はエネルギーと使われるので、有酸素運動前に筋トレを取り入れるのもオススメです!

有酸素運動は様々な種類があるため、自信の体力や運動にかけられる時間に合わせて、取り入れてみてください。

おすすめの有酸素運動
  • ウォーキング
  • ジョギング
  • サイクリング
  • エアロビクス
  • ステップエクササイズ
  • 水泳
  • アクアビクス など

内脂肪を減らすための生活習慣

内蔵脂肪を減らすためには、食事における摂取カロリーを減らして、運動で基礎代謝量を高めることが重要です。

上記に加えて、日常生活も改善することで、より内臓脂肪を短期間で減らせる可能性があります。

生活習慣を見直す際は、以下3つのことを意識しましょう。

  • 睡眠時間を確保する
  • よく噛んで食べる
  • ストレスを上手く解消する

睡眠時間を確保する

睡眠が不足すると、食欲抑制効果のある「レプチン」というホルモンの分泌量が減り、食欲増進効果のある「グレリン」というホルモンが増えるため、内臓脂肪がつきやすい体になります。

そして、睡眠不足は暴飲暴食の引き金となります。睡眠時間が短ければ、活動時間が長くなるため、脳はさらにエネルギーを必要とします。結果、脳は、食欲中枢を刺激し、食欲が抑えられなくなってしまうのです。

睡眠は内臓脂肪を減らすのに重要な役割があり、睡眠不足の状態が長時間続くと、健康に対して悪影響を及ぼします。

良質な睡眠のために以下のことを意識しましょう!

  • 定期な運動
  • 寝る2〜3時間前に入浴
  • 夜食を控える
  • 寝る前はスマホやパソコンを見ない
  • アルコールを控える

ダイエットと睡眠の関係を詳しく知りたい方は下記の記事を参考してください!

よく噛んで食べる

内臓脂肪を減らすためにも、良く噛んで食べることを意識してみてください。早食いしたり、よく噛まずに食べてしまうと、満腹中枢が刺激されずに、必要以上に食べてしまいます。満腹中枢は脳の視床下部にある器官の1つで、摂取した食べ物に反応して、体に満腹感を知らせる役割を担っています。

さらに、満腹中枢は交感神経の中枢でもあるため、良くかんで食べることで、脳のヒスタミン神経系が活性化されると、交感神経を経由して、内臓脂肪が燃焼しやすくなるという嬉しい効果もあります。満腹中枢が血糖値の上昇を感知するまでに15分程度かかるため、最低でも15分以上かけて食事をしましょう。

1口あたり20~30回は嚙んで、1回の食事に20分以上の時間をかけるとより良いです。お箸を置くタイミングの目安は、「もう少し食べたい」と感じた腹八分目を目安にすると良いです。

ストレスをうまく解消する

ストレスにより分泌されるコルチゾールはストレスホルモンと呼ばれ、内臓脂肪の蓄積に関係しています。さらに、腹部に脂肪が増えると、コルチゾールの分泌量が増えるため、脂肪が付きやすくなるという悪循環が生じる恐れがあります。また、コルチゾールには、食欲を抑制する働きのある「レプチン」というホルモンの分泌も減少させてしまいます。

そして、ストレスがたまると、甘いものが欲しくなる方が多いです。糖質には、幸せホルモンといわれる「セロトニン」の分泌を促進します。そのため、ストレスを感じると、脳が無意識に甘いものを欲してしまうのです。

このように、ストレスは内臓脂肪が蓄積する要因となるため、日常的にストレスを軽減させる工夫をしましょう。工夫として、体を気持ちよく動かせる運動や、五感をリラックスさせる行動などがあります。

他にも、ストレッチやヨガで意識的に体を動かしたり、旅行やショッピングを楽しみながら普段より多く歩いてみたりなど、自分に合った方法を見つけてみてください。趣味の時間を堪能することもストレス解消につながります。

内脂肪を減らす際に大事なポイント!

内臓脂肪を減らすなら、効率良く減らしていきたいというのが、ほとんどの方の本音です。そのため、内臓脂肪を減らす際に大切なポイントを以下3つ紹介します。しっかり把握しておきましょう。

  • 継続が大事、無理をしない
  • 過度な食事制限はNG
  • 完璧主義を目指さない

継続が大事なので無理をしない

蓄積した内臓脂肪を落とすには、食習慣の改善と運動を取り入れることが重要です。しかし、過度な食事制限やハードな運動は、ストレスの原因となり、結果として暴飲暴食や睡眠不足を引き起こしてしまう恐れがあります。

また、過度な食事制限や運動を行い、辛くて途中でやめてしまうと、リバウンドにもつながります。そのため、無理のない範囲で、食事や生活習慣の改善をしつつ、運動に取り組み、徐々に体を慣らしていきましょう。

健康的に内臓脂肪を減らしていくには、1カ月当たり2~5%の減量が目安です。逆に、1カ月に5%以上減ってしまうと、体の防衛本能(ホメオスタシス)が働き、体重や体脂肪が減りにくくなってしまいます。

早く内臓脂肪を減らそうと無理をすると、リバウンドしてしまう原因につながります。リバウンドしないためには、習慣化し、継続させることが大切です。焦る必要はないので、着実に内臓脂肪を減らしていきましょう。

過度な食事制限をしない

必要以上に糖質を抑えたり、食事そのものの回数を減らしたりなど、過度な食事制限はNGです。栄養不足に陥ってしまい、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。

例えば、炭水化物が不足すると、集中力の減退や疲労感の原因となります。また、タンパク質が不足すると、体力や免疫力が低下します。鉄分の欠乏やそれに伴った貧血が起きた場合は、体が怠かったり、疲れやすいなどの症状が現れます。食物繊維が不足による便秘や、カルシウムやビタミンD不足による骨粗しょう症も避けたいです。

このように栄養が不足し、その状態が慢性化すると、低血圧や不整脈などの深刻な事態を招いてしまいます。体に必要な栄養をしっかり摂取しないと、逆に体に負担がかかります。

内臓脂肪を落とす際は、極端に食事量を減らすのではなく、タンパク質、食物繊維、ビタミンなど必要なダイエットに必要な栄養素を意識しましょう。間食でお菓子を食べている方や飲みに行くことが多い方も間食をナッツやプロテインに変えたり、飲みに行く回数を減らすことで無駄なカロリーを摂取しなくなります。

過度な食事制限は便秘にも繋がるので注意が必要です。

完璧主義を目指さない

内臓脂肪は皮下脂肪に比べて落ちやすいですが、それでも今までの食生活や運動習慣を見直す必要があります。

今までダイエットをしてなかった方からすると、ストレスに感じやすいです。

さらに、ダイエットは食生活の改善や運動に取り組もうとしても、中々上手く出来ないこともあります。

完璧主義な方は一度でも出来なかった自分を責めてしまう傾向にあり挫折しやすいですが、できないことを責めず、頑張っている自分をほめて、モチベーションを上げる事がポイントです。

適度な気軽さで取り組み、習慣化できるようにしましょう。

少しずつでも日々行うことで、結果は付いてきます。体にも心にも負担がかからない、自分に合った方法で日々取り組んでみてください。

内脂肪を減らすには継続が大事!

内臓脂肪は、動脈硬化を進行させ、さまざまな生活習慣病のリスクを高めます。そのため、早めの改善が大切です。

内臓脂肪を減らすためには、食生活と運動習慣の改善が基本です。他にも、食物繊維を十分にとることや、食事の時間を規則正しくしたり、十分な睡眠時間を確保することも重要です。

しかし、内臓脂肪を減らすために、運動や食事、生活習慣の改善を始めてすぐに効果が実感できる訳ではありません。効果を実感するには、継続することが必要なので、すぐに効果が出ないと焦らず、無理のないペースで内臓脂肪の減少を目指しましょう。

初心者はプロのトレーナーに相談しよう

「トレーニングや食事管理の大切さは理解しているけれど、1人で継続するのが難しい」「自己流でして失敗した経験がある」「失敗したり、遠回りせず、効率良く結果を出したい」などの悩みや考えを持っている方は、プロのトレーナーと一緒に行うことがおすすめです。

内臓脂肪を減らすには正しい知識で継続的に食生活を改善して運動習慣を付ける必要があります。

プロのトレーナーはダイエットや生活習慣、食事など幅広いジャンルの知識を豊富に持っています。この知識を活用し、自分の体質やライフスタイルに最適な方法でサポートしてもらえます寄り道せずに効率的にダイエットできたり、モチベーションを維持できるのも魅力の1つです。

プロのトレーナーと一緒に運動をするメリットを以下で紹介します。

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トレーナーと一緒に運動するメリットは以下5つ挙げられます。

  • 質の高いサポートを受けられる
  • 目標達成に向けてトータルサポートをしてもらえる
  • モチベーションを維持しやすい
  • ケガのリスクが軽減できる
  • その日の体調やモチベーションに合わせてメニューを提案してくれる

一緒に目標を目指し、適切なアドバイスをしてくれるトレーナーとの運動は、筋トレや運動習慣がない人や過去に効果が得られなかった人、効率良く結果をだしたいなどという人におすすめです。

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