これまでダイエットを頑張ってきたけど、なかなか痩せない、体重も落ちないと悩んだ経験はありませんか。
なかなか結果が出ない理由はあなたのダイエット方法が間違ってるからかも。
今回はパーソナルトレーナー監修のもと、なかなか痩せないときにチェックしたいポイントや対処法をご紹介いたします。
なかなか痩せないのはなぜ?自分の原因を知ってダイエットを成功させよう
ダイエットを始めたものの、なかなか結果が出なくてストレスを抱えている人は多いはず。
痩せたくてダイエットを頑張っているのに、体重が減らないとモチベーションも下がってしまいますよね。
なかなか痩せない原因は、あなたのダイエット方法が間違っている可能性が高いです。
特に、即効性のあるダイエットやSNSで話題のダイエットなど、短期間で痩せられるストイックな方法を行っている方は要注意!
「ダイエット初期は体重が減ったのに、途中から食事量を減らしても痩せなくなった」
「食事も運動も頑張っているのに、なぜか痩せない」
など、今のダイエットのどこが間違えているのか、痩せるためにはどうすべきか悩んでいる方必見!
この記事では、なかなか痩せない原因と対策について詳しく解説していきます。
- 痩せない原因が見つかる10個のチェックリスト
- トレーナーおすすめの痩せるためにやるべきこと
- 何をしても痩せなかった女性のダイエット成功体験談
などをご紹介!最後まで読んで、これからのダイエット方法を見直してみてください。
痩せない原因が見つかる10個のチェックリスト
なかなか痩せられない原因を知りたい方は、ここで紹介する10項目をチェックしてください。
- カロリー設定を間違えている
- 基礎代謝が低いままダイエットしてる
- 食事制限だけで痩せようとしている
- 栄養不足で代謝が悪い
- タンパク質を摂り過ぎている
- 長期間ダイエットを続けている
- 便秘やむくみを溜めみやすい
- 睡眠不足である
- 有酸素運動ばかりしている
- 痩せない原因は年齢のせいだと思っている
それぞれ詳しく紹介します。あなたがなかなか痩せない本当の理由を見つけましょう。
1.カロリー設定を間違えている
痩せるためには、カロリー収支の計算をすることが大切です。
消費カロリーが摂取カロリーを上回ることで、順調に体重を減らすことができます。
たくさん運動しているのに痩せない場合は食事を食べ過ぎている、つまり摂取カロリーが消費カロリーを上回っている可能性が高いです。
ただし、早く痩せたいからとカロリーを減らし過ぎるのも痩せにくくなる原因。
極端な食事制限を行うと脳が飢餓状態だと思い込み、体脂肪を溜め込みやすくなります。
最低でも基礎代謝以上のカロリーを摂取しながら消費カロリーとの差を広げていくことが、順調に痩せるために大切です。

2.基礎代謝が低いままダイエットをしている
基礎代謝が低いと、カロリーを消費しにくく痩せにくいです。
一日動かなくても勝手に消費されるカロリー
生命を維持するために最低限必要なエネルギー量
基礎代謝が下がる原因は主に以下の3つです。
- 加齢
- 筋肉量の減少
- 不規則な食事生活

3.食事制限だけで痩せようとしている
「食べてないのに痩せない」という人は、これが原因かもしれません。
食事制限だけで痩せようとすると、不足したエネルギーを補給するために脂肪だけでなく筋肉まで分解されます。
筋肉量が減れば基礎代謝量も下がるため、過度な食事制限を続けるとどんどん痩せにくい体質に…。
糖質制限や16時間断食、ゼロカロリー食品の多用など、食事制限には下記デメリットがあります。
日中活動するエネルギーが不足する
食事は日中活動するエネルギー源となります。食事制限でエネルギー源が不足すると、身体は「エネルギーをなるべく使わないようにしよう」と省エネモードに切り替えます。省エネモードの体は、大切なエネルギー源である脂肪をなるべく消費しないように働きます。食事から得たエネルギーも溜めこもうとするため、食べてないのに痩せない…という状況を生み出します。
血糖値が急上昇して脂肪がつきやすくなる
食事を抜いてしまうと、空腹時間が長くなります。すると、食べたときに血糖値が急激に上昇!血糖値を下げるために肥満ホルモン「インスリン」が大量に分泌されて、糖を脂肪細胞に溜めこみます。つまり、食事を抜くと脂肪がつきやすくなるということ。3食をしっかり食べて、血糖値上昇を防ぎましょう。
4.栄養不足で代謝が悪い
適切なカロリー管理ができていても、栄養が不足していると代謝はうまく回りません。
ビタミンやミネラルなどの栄養素はからだの調子を整える働きがあり、ダイエットと健康に不可欠!
三大栄養素(糖質・脂質・タンパク質)の代謝をサポートする役割があり、不足すると余分な糖質や脂質を溜め込んでしまいます。
ビタミンやミネラルをバランスよく摂取することで、食べたものをスムーズにエネルギー変換できます。
色鮮やかな野菜やフルーツも取り入れて、心も体も健康にダイエットを進めてください。
ビタミンの役割
栄養素 | 特徴 | 主な役割 | 多く含まれる食材 |
ビタミンA | 脂溶性 | ・皮膚や目の粘膜の健康を守る ・薄暗いところで視力を保つ ・抵抗力を強める | うなぎ、レバー、にんじんなど |
ビタミンB1 | 水溶性 | ・糖質代謝をサポート | 豚肉、うなぎ、紅鮭、玄米など |
ビタミンB2 | 水溶性 | ・糖質、脂質、タンパク質のエネルギー代謝 ・脂質代謝のサポート ・肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ | レバー、うなぎ、納豆、チーズなど |
ビタミンB6 | 水溶性 | ・タンパク質の分解や合成をサポート ・皮膚や粘膜を健やかに保つ ・肝臓に脂肪が蓄積するのを防ぐ | 赤身肉、鶏肉、まぐろ、バナナなど |
ビタミンB12 | 水溶性 | ・血液を作る ・神経を修復する ・DNAを修復する | しじみ、あさり、さんま、レバーなど |
ビタミンC | 水溶性 | ・皮膚や粘膜の健康維持をサポート ・毛細血管・歯・軟骨などを正常に保つ ・ストレスや風邪などに対する抵抗力を高める | 赤パプリカ、キウイ、ブロッコリーなど |
ビタミンD | 脂溶性 | ・免疫機能を調整する ・カルシウムとリンの吸収を促進する ・骨や歯の発育を促進する | シャケ、しらす干し、かつおなど |
ビタミンE | 脂溶性 | ・体内の脂肪の酸化を防ぐ ・血管を健康に保つ ・末梢血管を広げて血行をよくする | モロヘイヤ、かぼちゃ、アボカド、ナッツなど |
ビタミンK | 脂溶性 | ・出血を止めるために必要な成分を生成する ・カルシウムの骨への沈着を促す ・動脈硬化を予防する | モロヘイヤ、わかめ、納豆など |
ビオチン | 水溶性 | ・糖・アミノ酸・脂質の代謝を助ける ・皮膚や粘膜を健康に保つ ・爪や髪の健康を保つ | レバー、卵黄、大豆、牛乳など |
ナイアシン | 水溶性 | ・糖質や脂質の分解をサポート ・皮膚や粘膜の炎症を防ぐ ・心の不調を予防する | 鶏胸肉、かつお、まぐろ、レバーなど |
パントテン酸 | 水溶性 | ・エネルギーの代謝をサポートする ・脂質の代謝を促すHDLコレステロールの増加 ・ストレスをやわらげる | 玄米、レバー、納豆、鶏胸肉など |
葉酸 | 水溶性 | ・赤血球の生産を助ける ・たんぱく質の生合成を促進する ・細胞の生産や再生を助ける | ブロッコリー、枝豆、海苔、きな粉など |
水溶性ビタミンは水に溶ける性質があり、脂溶性ビタミンは、油と一緒にとると吸収率が高くなります。水溶性のものはサラダで、脂溶性は炒めて食べるなど工夫してみてください。
5.タンパク質を摂り過ぎている
「タンパク質をしっかりとれば痩せる!」と必要以上に摂取していませんか?どんな栄養素でも食べ過ぎればカロリーオーバーに繋がります。
食事管理で大切なのは「PFC(たんぱく質・脂質・炭水化物)バランス」です。
以下の割合で摂取するのが理想的です。
F 脂質(脂肪)20~30%
C 炭水化物 50~65%
これらはエネルギー源として働く栄養素であり、PFCバランスを意識した健康的な食生活を続けることでダイエットを成功させやすくなります。
栄養素によって1gあたりのカロリーは異なります。下記を参考にしてダイエット中の一日の目安カロリーから算出してみてください。
たんぱく質 | 1gあたり4kcal |
脂質 | 1gあたり9kcal |
炭水化物(糖質を含む) | 1gあたり4kcal |

6.長期間ダイエットを続けている
長期間ダイエットを続けている場合、痩せるどころか痩せにくい体になっている可能性があります。
長期間ダイエットを続けているということは、いまだに痩せていない=正しいダイエットができていないと言えるでしょう。
ダイエットで筋肉が落ちてリバウンド時に脂肪が増えるという悪循環を何年も続けることで、「太りやすく痩せにくい体」が完成してしまいます。
同じ食事量でも脂肪がつきやすくなるため、食事量を減らしているのに痩せないという人はこのループにはまっている可能性が高いです。
痩せやすい身体になるためには、バランスの取れた食事と運動で代謝アップに取り組む必要があります。
7.便秘やむくみのせいで体重が落ちない
便秘やむくみが続くと体重が落ちにくくなります。
水分や老廃物を体に溜め込んでいる状態は、代謝を悪化させる一因となるのです。
3日以上便が出なかったり、硬くて量が少なかったりする状態を便秘と呼びます。
また、以下の項目に当てはまる場合はむくんでいる可能性が高いです。
- 座ったまま過ごすことが多い
- ガードルなどの窮屈な下着を身につけることが多い
- 塩分多めの食事を摂りがち
- 運動をあまりしない
- お風呂につからずシャワーで済ませることが多い
- 手足が冷えている
- 水分をあまり摂らない
便秘やむくみをそのままにせず、セルフケアを取り入れながら解消していきましょう。
8.睡眠不足である
睡眠が不足すると体内リズムが乱れ、肥満などの生活習慣病の原因になります。
「睡眠時間が○時間だと睡眠不足」といった明確な決まりはなく、日中眠くなったり休日に遅くまで寝たりしている場合は日頃の睡眠時間が不足しているというサインになります。
睡眠には、疲労回復や脳や身体の休養といった重要な役割もあるので、ダイエット中は特にきちんと睡眠をとることが大切です。
健康に痩せるためにも、睡眠時間や睡眠の質を見直してみましょう。
9.有酸素運動ばかりしている
有酸素運動には脂肪燃焼効果があるためダイエットに効果的です。しかし、有酸素運動を長時間行うと脂肪だけでなく筋肉も減るため、基礎代謝も下がってしまいます。
また、過度な有酸素運動はストレスホルモンのコルチゾールを増やします。コルチゾールは筋肉分解や体脂肪沈着を促す働きがあるため、有酸素運動ばかり行うのはおすすめできません。
おすすめの運動方法は、筋トレと有酸素運動を組み合わせること。
筋トレで筋肉量を増やして基礎代謝をアップして、適度な有酸素運動で脂肪を燃やせます。
どちらも疲労を溜めない適度な運動量に調整しましょう。
10.痩せない原因は年齢のせいだと思っている
20代の頃と同じようにダイエットをしても、なかなか痩せない…。30代、40代、50代と年を重ねると「代謝が下がったから、もう痩せられないかも」と諦めてしまいがち。
もちろん、10代20代の方のほうがホルモンの分泌が活発で筋肉もつきやすく、ダイエット効果は早く表れます。年齢が上がるにつれて、ダイエット効果が出るまでの期間が長くなるのは事実。
しかし、痩せない全ての理由を年齢のせいにしてはいけません。
下記表は、 年齢別の基礎代謝量の目安です。※基礎代謝基準値×参照体重で算出。
年齢 | 女性の基礎代謝量(kcal/日)※ | 男性の基礎代謝量(kcal/日)※ |
18-29歳 | 1110kcal/日 | 1520kcal/日 |
30-49歳 | 1150kcal/日 | 1530kcal/日 |
50-69歳 | 1100kcal/日 | 1400kcal/日 |
参照:加齢とエネルギー代謝(厚生労働省HP)
思ったより年齢による基礎代謝量の違いはありませんよね。
痩せない本当の原因は、個人の体質やこれまでの食習慣、生活習慣、普段の活動量、取り組んでいるダイエット方法のほうが大きく影響します。
40代や50代からでも多くの人が年齢を理由にすることなく、健康的なダイエットを成功させています。
ダイエットで意識すべきバランスの取れた食事や適度な運動、十分な睡眠などは、年齢を超えて体調や健康をサポートする効果もあります。
今の自分の状況に合わせて、適切なアプローチを見つけることが何よりも大切です。

トレーナーおすすめ!痩せるためにやるべきこと
なかなか痩せない原因がわかったら、痩せない状況を抜け出すための対処法を試してみましょう。パーソナルトレーナーがおすすめする痩せるためにやるべき行動をご紹介します。ここでは、痩せない状況を脱する方法を【食事】【運動】【日常】の3つのパートに分けて解説します。
なかなか痩せない状況から脱する方法【食事編】
ダイエットは食事8割:運動2割といわれるくらい食事は重要です。痩せないときには今の食生活を見直すことから始めましょう。
今日から実践できる8個の方法を紹介するので、できるものから始めてみてください。
- 食事は小さなことから見直す
- 痩せやすい主食を選ぶ
- 砂糖や人工甘味料を控える
- 食べる順番を工夫する
- 夕食を軽めにする
- たんぱく質の量と質を改善する
- 脂肪燃焼効果のある食品を取り入れる
- チートデイを取り入れる
食事は小さなことから見直す
なかなか痩せない場合、食事が原因で減量がうまくいっていない可能性が高いです。
しかし、いきなり食生活をガラッと変えるのは難しいので、小さなことから見直しましょう。
例えば、ドレッシングをたっぷりのサラダ、カフェラテなどカロリーのある飲み物、主食のかわりに甘いお菓子などが日常的になっていませんか。
減量しているつもりが逆に糖質や脂質を摂り過ぎてしまっている可能性も。
普段何気なく使っている調味料や間食なども、栄養成分表示で糖質・脂質量をチェックして選んでみてください。
痩せやすい主食を選ぶ
主食を痩せやすいものに変えるだけで減量しやすくなります。
主食を選ぶ際は「GI値」に注目するのがおすすめです。GI値とは、どのくらい血糖値が上昇するかを示す指標。
白米や食パンは高GI値で血糖値が早く上昇しやすい主食になります。
GI値が低い主食は、玄米、オールブランシリアル、ライ麦パンなどです。
白色に比べて茶色の食品は精製されておらず食物繊維を多く含みます。
白米を玄米に変えたり、朝食に食パンではなくオールブランシリアルを取り入れたりするのがおすすめです。
砂糖や人工甘味料を控える
ダイエット中だからと言って低カロリーやゼロカロリーのダイエット食品やダイエット飲料を選んでいませんか?
ダイエット食品や飲料には人工甘味料が使われているケースが多いです。
主な人工甘味料には以下のようなものがあります。
- アスパルテーム
- アセスルファムK
- スクラロース
食べる順番を工夫する
すぐに食事内容を変えるのは難しいという人は、食べる順番を工夫してみましょう。
おすすめなのが、食物繊維→たんぱく質→糖質の順番食べる方法です。食材でいうと①野菜・海藻②肉・魚③米・パンの順。
最初に食物繊維を摂ることで、血糖値の急激な上昇を抑えることができます。
野菜だけでなく、キノコ類や海藻にも食物繊維が豊富に含まれているため、これらを使ったみそ汁やスープを最初に飲むのも効果的です。
食べる順番と早食いに気をつけるだけでも満腹感を得やすく、太りにくい体づくりができますよ。
夕食を軽めにする
ダイエット中は、夕食に何を食べるかを重視しましょう。
消費されなかったカロリーは就寝中に脂肪として蓄積されるため、夜間の高カロリーな食事はダイエットに適さないのです。
主食の量を朝・昼よりも減らしてその分野菜を多く摂るなど、ヘルシーな食事を意識しましょう。
また、食事をしてから消化に時間がかかることを考えて、寝る3時間前には夕食を済ませておくのがおすすめです。
たんぱく質の量と質を改善する
たんぱく質の不足や摂り過ぎを防ぐためにも、1日に必要なたんぱく質の量を知っておくことが大切です。
脂肪燃焼効果のある食品を取り入れる
脂肪燃焼効果があると言われる食材を活用して、なかなか痩せないダイエットから抜け出しましょう。
脂肪燃焼に効果的なおすすめ食材
- 唐辛子に含まれるカプサイシン:代謝を促進して体を温める
- 玉ねぎに含まれるケルセチン:内臓脂肪の燃焼を助けて体外に排出する
- ラム肉に含まれるL-カルニチン:脂肪酸をエネルギーに変える働きをサポート
- 柑橘系に含まれるリモネン:脂肪分解酵素リパーゼの分泌を促して脂肪を燃焼する
- コーヒーに含まれるカフェイン:脂肪を分解・燃焼する
ここで紹介する食材だけを食べていれば痩せるというわけではありません。
バランスの良い食事と適度な運動にプラスして取り入れることで脂肪燃焼効果が期待できます。
チートデイを取り入れる
なかなか痩せない場合は、チートデイを取り入れるのがおすすめです。
チートデイとは、停滞期に自由に好きな食事を楽しむ日です。
ダイエット中に食事を制限すると、体が栄養を溜め込もうとして停滞期が訪れます。そこでチートデイを取り入れて多くのエネルギーを補給することで、基礎代謝の低下を抑えられるのです。
チートデイには代謝を上げる効果の他にも、栄養状態を整えたりストレス解消に役立つといったメリットもあります。
体重の増減をみながら定期的にチートデイをおこなうのがおすすめです。

なかなか痩せない状況から脱する方法【運動編】
運動は単なるカロリー消費だけでなく、健康やストレスの軽減など、ダイエットの成功をサポートする重要な要素です。
今日から実践できる3つの方法を紹介するので、できるものから始めてみてください。
- 運動はコツコツと続ける
- ながら運動を行う
- 最低3ヵ月は継続する
運動はコツコツと続ける
いきなりキツい運動を始めると長続きしないので、負荷の低い運動から徐々に体を慣らしていきましょう。
運動には大きく分けて2種類・有酸素運動と無酸素運動(筋トレ)があります。
普段運動しない人は散歩や軽い筋トレを日常的に取り組む習慣をつけることから始めるのがおすすめです。
一度に20〜30分の運動をしなくても、5分や10分の運動を隙間時間で取り組むなどトータルで考えればOKです。
運動を習慣化するためにも、自分に合ったメニューやペースを見つけていきましょう。
ながら運動を行う
なかなか痩せないと感じつつも「運動が苦手で続かない」「運動習慣が身につかない」とお悩みの方もいらっしゃるでしょう。
そんな方におすすめなのが、ながら運動!
ながら運動は、日常生活に運動を取り込むことで習慣化しやすいのがメリットです。
下記のように取り入れてみましょう。
- 通勤しながら階段を使って有酸素運動
- 歯磨きしながらスクワット
- 料理しながらバックキック
毎日必ず行うこととセットにすると、習慣化しやすいです。
いつの間にか、ながら運動を行うのが当たり前になってきます。
運動への抵抗感も減るため、運動が苦手な方や忙しい方におすすめです。
最低3ヵ月は継続する
運動を初めて数週間では目に見える変化を感じにくいかもしれません。しかし、3ヵ月を超えると身体が変化に適応して、効果が現れやすくなります。
運動を継続するコツは、楽しいと感じる運動やライフスタイルに合った運動を選ぶこと!痩せるダンスや自重トレーニングなど、自宅で楽しくできるプログラムがおすすめです。
毎日の運動内容や進捗を記録しながら行うと、自分の成長も感じられて運動のモチベーションも高まります。
健康で自信溢れる新しい自分を手に入れるために、まずは3ヵ月間運動を続けてみてください。
なかなか痩せない状況から脱する方法【日常編】
ダイエットは食事と運動だけだと思われがちですが、日常生活でも痩せるためにできる行動があります。
今日から実践できる3つの方法を紹介するので、できるものから始めてみてください。
- 睡眠の質に気を配る
- 生理周期に合わせてダイエットする
- 数値だけではなく見た目の変化を意識する
睡眠の質に気を配る
なかなか痩せないとお悩みの方は、睡眠の質を気にしてみましょう。
睡眠とダイエットには密接な関係があります。良質な睡眠がとれていれば、一晩で約300kcal分の脂肪を分解されるといわれています。
しかし睡眠の質が低いと成長ホルモンの分泌量が減って、脂肪は分解されずに蓄積されてしまいます。質の低い睡眠で蓄積される脂肪は、一晩で約200kcal分です。
良質な睡眠をとることはダイエットの近道となります。

生理周期に合わせてダイエットする
女性は生理周期によって体調が変化します。そのため、生理周期と体調に合わせてダイエットするのがおすすめです。
生理後から1週間が一番痩せやすい時期ですが、生理前や生理中も体調と相談しながらダイエットできます。
食事のポイント | 体調と運動のポイント | |
排卵後~生理前 | 食欲が増す時期 カロリー摂取をコントロールし、栄養バランスを意識する | むくみやすく体重が減りにくい時期 普段の運動にストレッチなどを取り入れて、不調を軽減する |
生理中 | 過度の食事制限はNG 鉄分やビタミンなどの栄養素を考慮した食事を摂る | やる気や体力が低下しやすい時期 無理は禁物。運動は軽めのウォーキングなど体調に合わて選ぶ |
生理後~排卵日 | 食欲が安定する 栄養バランスとカロリーを意識して健康的な食事習慣を確立する | 心身ともにアクティブな時期 有酸素運動と筋トレなど、計画を立てて実行する |
2~3ヵ月体重記録を続けていると、生理中に増えやすい、生理前に体重が増えやすいなどの傾向もわかります。
生理周期に合わせたアプローチは個人差がありますので、自分の体調に合わせてダイエットを行いましょう。
数値だけではなく見た目の変化を意識する
ダイエットをしていると、どうしても体重ばかりに囚われがちです。しかし、数値ばかり気にしていると精神的に辛くなってしまいます。
頑張っているのに体重が減らないと、途中でダイエットをやめたくなったり、焦った結果暴飲暴食に走ったりすることも。
数値だけでなく、見た目の変化をチェックすることでダイエットの効果を実感できます。
1週間や1ヶ月ごとに写真を撮っておくなどして、体型の記録を残すのがおすすめです。
【体験談】-16kgに成功!何をしても痩せない女性がやったこと
(出典:Instagram-つくね様)
ここでは長く続いた停滞期を脱出して、16キロものダイエットに成功した女性(Instagram-つくね様)の体験談を紹介します。
食事改善と宅トレのみで-16キロ!
今回紹介するつくねさんは、自己流ダイエットで最初の2ヵ月は順調に体重が減ったものの、そこからなかなか痩せないとお悩みでした。
痩せないからと、さらに糖質を減らしたのに全然体重が減らない…と焦るばかり。
そんなつくねさんが4か月も続いた停滞期を抜け出した方法を紹介します。
実は、やったことは食事改善と宅トレのみ!現在は-16キロのダイエットに成功しています。
自分に合うダイエット方法を調べた
なかなか痩せられなかったつくねさんは、肥満遺伝子検査を取り入れました。
遺伝子検査のメリットは、誰かが痩せたダイエット方法ではなく、その人が痩せやすいダイエット方法が見つかることです。
検査方法は自宅で唾液を採取して専用キットを郵送するだけ。後日結果が送られてきます。
つくねさんの場合は、脂質代謝が苦手な「洋なし型」でした。
・太ももやお尻など、下半身に脂肪がつきやすい
・脂肪燃効率が悪く、脂質で太りやすい
・アイスやケーキ、揚げ物などが好き
・ストレスがたまるとたくさん食べたくなる

今のダイエット方法では痩せないかも…と不安な方は、遺伝子検査を取り入れてみるのも良いですね。

食事量を増やした
(出典:Instagram-つくね様)
早く痩せたいと焦るあまり、どんどん食事量(特に糖質)を減らしていませんか?
それでは代謝が下がって、さらに痩せにくい体質になってしまいます。
なかなか痩せない現状を抜け出す近道は、自分の体質に合う食事で燃やせる身体をつくることです。
ただ、体重が減らないのに食事量を増やすのは怖いですよね。
そこでつくねさんは、自宅にいながらトレーナーによる食事指導が受けられるオンラインパーソナルジムを活用。
しっかり糖質を摂るようになってから1ヵ月後、無事に停滞期を抜け出して体重が順調に減り始めました。

体重が停滞しているのに、食事量を増やすのは勇気が必要ですよね。
食事制限をしても体重が減らないときは、ダイエットのプロであるトレーナーの食事指導を受けるのもおすすめです。
特に「停滞期が1ヵ月以上も続いている…」という方は、早めに食事方法を見直しましょう。


記事のまとめ
今回はなかなか痩せないとお悩みの方に、原因と対処法を紹介しました。
なかなか痩せない原因は見つかりましたか?
自分のダイエットと照らし合わせて、間違っていた場合はこの機会に方向転換をしてください。
ただ、紹介した項目を全てを完璧に行うのは難しいかもしれません。
少しずつでも良いので取り入れて、ダイエットがスムーズに進むように改善しましょう。
ダイエットを効率的に進めたい方は、パーソナルジムも検討しよう
パーソナルトレーニングを取り入れて効率的に痩せたい方は、店舗型パーソナルとオンラインパーソナルの両方を検討するのがおすすめ!
サポート体制や料金、時間効率、トレーニング内容などを比較すると、自分に合ったパーソナルジムを見つけやすいです。
自分の住んでいるエリアに、どんなパーソナルジムがあるかが気になる方は、下記を参考にしてください。
[http://cloud-gym.com/archives/personal-fitness/]
脂質を抑えたことは、停滞期脱出できた要因の一つだと思います!
脂質って意外と摂りすぎちゃう😇
一度カロリー計算して自分の食べた物把握するの、オススメだよ❣️(一部引用:Instagram-つくね様)